定額費用制度(トータルフィー制度)とは、歯列矯正にかかる治療費の総額を事前に提示し、支払う制度です。
治療が終了するまでの過程に必要な費用が明確になるので、予算内で計画を立てたりしやすくなります。
現在ほとんどの矯正歯科医院では「処置別払い制度」が多く、矯正装置代や毎回の調整料、装置の除去や保定装置代など、各料金が発生した都度支払う方法を取り入れています。
都度支払いの場合、毎回調整料の負担や治療が長引くとその分支払いが多くなり、総額を把握しづらいので不安になりやすいです。
当院では総額を最初にお伝えすることで、患者さまの不安を解消できる定額費用制度(トータルフィー制度)を導入しています。
【定額治療費に含まれないもの】
1.一般歯科治療(虫歯等)※当院では一般歯科治療は行っておりませんので予めご了承ください
2.抜歯費用:当院では便宜抜歯1本10,000円(税込11,000円)智歯抜歯1本30,000円(税込33,000円)
3.治療終了後のメンテナンス料:5,000円(税込5,500円)
4.当日キャンセル料1,000円(税込1,100円)・無断キャンセル料3,000円(税込3,300円)
※矯正歯科治療は公的健康保険の対象外の自由(自費)診療となります。
当院の定額費用制度(トータルフィー制度)には以下の料金が含まれています。
これらの総額を最初に確認することができ、提示された金額以外の治療費が追加で発生することはないので安心して下さい。
ただし、以下の項目の料金は含まれていないので別料金になります。
定額費用制度(トータルフィー制度)のメリットは以下の通りです。
都度支払いは初期費用を抑えることができ、治療の進行に合わせて支払うため、治療の進行状況に応じて費用を調整することができます。
治療が中断された場合でも支払い済みの分だけの負担で済むので、無理のない範囲で治療を進めることができます。
しかし治療内容に応じた費用負担があるので最終的な総額が予想しにくく、長期的な費用管理が必要です。
一方で定額費用制度は総額が固定されているので、経済的な見通しが立てやすく、治療に必要な費用を前もって予算に組み込むことができます。
追加費用が発生しないため、治療期間中に予算が変動することはありません。
これにより、他の生活費や計画と併せて予算管理がしやすくなります。
そして最初に治療費の全額を支払いうことで治療を完了させる意欲が高まり、治療中断のリスクを減らす効果があります。
歯並びや骨格・歯の動くスピードなどにより、治療期間には個人差があるので、処置別払いだと治療期間が延びると調整料が増えてしまいます。
しかし定額費用制度の場合、予定より長引いても事前に提示した金額から追加で支払うことはありません。
そのため調整料を気にする事なく、歯並びの仕上がりに満足するまで治療を続けることができます。
費用が通院回数に左右されないので、妥協せず理想の歯並びを手にいれることができるでしょう。
最終的には総額が都度支払いよりもお得になる場合があるので、費用を抑えられる可能性もあります。
治療開始から終了までは定額費用に含まれているので、調整料も毎回支払う必要がないので手間がかかりません。
また、装置の破損や装置による外傷・痛みなどで受診した場合でも支払いは不要なので、緊急の場合でも安心です。
矯正治療は健康保険の対象外なので自費診療のため、定額費用でも高額には変わりないです。
しかし事前に提示されること、治療が完了するまで基本的には追加料金が発生しないことで治療費に対しての不安を解消できます。
安心して治療できることは精神的な負担を軽減することにも繋がるでしょう。
上記に当てはまる方やその他の方にも、メリットは大きいシステムなので定額費用制度(トータルフィー制度)はおすすめのお支払い方法です。
お支払いはまとめて一括でも分割でも可能です。
詳しいお支払方法や具体的な料金については、お気軽にお問合せ下さい。