投稿日:2023/07/12
唾液の効用
こんにちは!札幌キュア矯正歯科です😄
当院のブログを見つけてくださりありがとうございます
気温も高くなり暑い日が続いていますね~🥵💦
さて、今回は『唾液の効用』についてお話していきたいと思います!
目次
唾液とは
唾液腺から口腔内に分泌される分泌液のことを言います。
唾液の中には水だけではなく酵素や電解質も含んでいます。
分泌量には個人差はありますが、大体1日に1ℓから1.5ℓと言われています。
唾液の質にも個人差があり、その差によって虫歯や歯周病になりやすかったりします😳
唾液の役割
唾液は普段は気に留めない方がほとんどかと思いますが、私たちが生活するうえでなくてはならない存在です!
そんな唾液の役割をご紹介します👀‼
粘膜保護・潤滑
お口の中を唾液が覆うことで、細菌による刺激や感染、歯の脱灰を防ぎ虫歯のリスクを軽減します。
また、食べ物を湿らせまとまりやすくすることで飲み込みやすくしたり、潤いによって舌が動きがなめらかで会話がスムーズにできます👄
自浄作用
食べ物の食べカスや汚れを洗い流す役割があります💧🧹
味を感じやすくする
舌の上に味蕾(みらい)という味を感じるセンサーがあり、食べ物が唾液と混ざり味物質が唾液に溶け出すと味を感じることができます。
よく噛んで食べるというのは、このような役割もあるからです🍙
消化作用
唾液に含まれているアミラーゼという消化酵素が含まれており、デンプンを分解し消化を助けてくれています💪
殺菌・抗菌作用
口腔内に侵入した細菌や口腔内にある虫歯や歯周病の原因菌の働きを抑制してくれます。
先ほど説明した自浄作用と一緒に細菌の繁殖を防いでくれます👌
再石灰化作用
食事によって一時的に脱灰状態になった歯のエナメル質の再石灰化を唾液に含まれるカルシウムイオン、リン酸イオン、フッ素イオンが促してくれます。
これが正常に行われないと虫歯のリスクが上がってしまいます😨
緩衝作用
口腔内は基本的に中性を保っていますが、食事をすると酸性に傾きます。それを唾液が中和することで元に戻します。
酸性に傾くと脱灰が起こりやすいため、虫歯のリスクが高まります。
唾液が少なくなると・・・?
唾液は加齢とともに分泌量が少なくなったり、薬の副作用や病気によっても変化します。
唾液が少なくなると上記に記した唾液による働きが得られなくなるため、日常生活に支障が出るケースもあります😢
口腔乾燥症については以前投稿した【口の中が乾燥する原因と症状別の治し方】をご覧ください😊
最後に
いかがでしたでしょうか?🔅
当たり前にある唾液が、こんなにも役割があり私たちの日常生活に関係していました!
唾液の分泌量を維持するには、よく噛むことや唾液腺マッサージを行うのもいいですね😉👍
ご一読ありがとうございました✨