矯正中もできる
ホワイトニング

ホワイトニングとは薬剤を用いて歯を白くする処置のこと。ホワイトニングはエステサロンや自宅で気軽にできるケアとして人気ですが、本来、歯科医師か歯科衛生士に認められた医療行為です。札幌キュア矯正歯科ではドクターや歯科衛生士が自分でも使いたいと思える薬剤・機器を用い、歯の健康を考えたホワイトニングを行っています。
※ホワイトニングは自由診療(保険外診療)のため公的医療保険の適用外となります。
裏側矯正なら矯正期間中も
ホワイトニングOK
矯正治療中でも、矯正方法によってはホワイトニングは可能です。裏側矯正は歯の裏側に装置が着くので、ホワイトニングOK。マウスピース型矯正でも、アタッチメント(歯の表面につける白い突起)を付ける前、外した後でしたらホワイトニングは可能です。
当院のホワイトニング
札幌キュア矯正歯科の「クリニックで行うオフィスホワイトニング」では、歯の内側まで浸透して漂白する力を持つ薬剤(過酸化水素など)が使用されていますが、これは歯科医院でしか取り扱いができません。
また、多くのオフィスホワイトニング薬剤は過酸化水素の配合率が35%のものが多い中、当院で使用している薬剤(ティオン オフィス)は23%の濃度のものを使用しています。過酸化水素の濃度が低い分、患者さまの体には優しい薬剤と言えますが、可視光による光触媒作用によりホワイトニング効果は十分に持ちます。
当院では、ホワイト二ングの施術前にお口の中のチェックを行い、薬剤の使用が可能かどうかを確認いたします。患者さまのお口の健康に配慮しつつ、施術を進めていきますので、ご不安などございましたらご相談ください。
オフィスホワイトニングと
ホームホワイトニングを
扱っています

歯医者で行うホワイトニングには大きく分けて2つの方法があります。ひとつは歯科で全ての施術を行う「オフィスホワイトニング」。もうひとつは歯科の指示のもと患者さまがご自宅で行う「ホームホワイトニング」です。札幌キュア矯正歯科では、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニングのどちらも扱っています。
歯の白さの希望やライフスタイルに合わせてお選びください。併用すること(デュアルホワイトニング)も可能ですので、迷う場合にはご相談ください。
オフィスホワイトニングと
ホームホワイトニングの
特徴・違い
オフィス ホワイトニング |
ホーム ホワイトニング |
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実施場所 |
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方法 |
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時間 |
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長所 |
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短所 |
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特徴 |
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使用薬剤 |
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光照射 |
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※ 医薬品医療機器等法上の承認を受けている薬剤です。
おすすめのメニュー
【デュアルホワイトニング】
オフィスホワイト二ングとホームホワイトニングを合わせる「デュアルホワイトニング」はそれぞれの良いところを組み合わせた施術のため、患者さまにはおすすめしております。
【2〜3回のオフィスホワイトニング】
オフィスホワイト二ングのみの施術の場合には、2〜3回の施術をおすすめしています。
【矯正治療中の方へ】
裏側矯正の方では、通院時にオフィスホワイトニングを受けていただけます。
また、保定期間中の方は、ホームホワイトニングもおすすめです。
オフィスホワイトニングの流れ
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1治療内容のご説明
治療内容や注意事項等の説明の後、同意書への記入をお願いしております。
矯正治療で通院されておらず、ホワイトニングの施術だけの方には、初回に虫歯等のチェックをさせていただきます。※施術に際し、虫歯や象牙質の露出等、薬剤の塗布が推奨されない部位についてはホワイトニング対象としない場合があります。 -
2写真撮影
ホワイトニング後、どのくらい歯が白くなったのかを確認するため、ホワイトニング前の歯の色を記録します。同時に患者さまがどのくらい歯を白くしたいのかを伺います。
※お口(歯)の撮影がございます。 -
3歯面の清掃(PMTC)
歯面清掃剤を使って歯の表面をクリーニングします。
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4歯肉(歯茎)の保護
ホワトニング剤が歯肉に付かないよう、ジェル状の薬剤で歯肉の保護を行います。
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5ホワイトニングジェルの塗布
歯を白くするためのホワイトニング薬剤をまんべんなく塗ります。
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6光の照射
ホワイトニングジェルを塗った部分へライトを当て、ホワイトニング効果を引き出します。
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7ホワイトニングジェルの除去
光照射後、ホワイトニングの薬剤を丁寧に取り除いていきます。
ご希望の歯の白さによって、4〜6を数回繰り返します。
歯の黄ばむ原因は?

そもそも歯はなぜ黄ばむのでしょうか?
色素沈着や加齢が原因
歯は象牙質にエナメル質がコーティングされてできています。エナメル質自体は半透明なので、「歯の色」とはエナメル質を透過して見える「象牙質の色」です。
この象牙質の色は人によって差があり、また加齢と共に黄ばんでいきます。
エナメル質も食べ物・飲み物などの色素が沈着することでくすんでくるため、 ケアなしでは「歯の白さ」は徐々に失われていきます。
ホワイトニングの仕組み
ホワイトニング剤を用いると歯が白くなります。歯が白くなる理由のひとつは、歯へ沈着した色素が漂白されるためです。ただ、それだけではありません。ホワイトニング剤は歯のエナメル質の表面構造を変化させることによって象牙質の「黄ばみ」を隠すので、使用後には歯が「白く」なったように見えます。
ホワイトニングの効果とは?
- 歯へ沈着した色素を分解・漂白する効果
- エナメル質の表面構造を変化させ、白くマスキングをする効果

エナメル質に沈着した色素の分解・漂白
ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素などが歯に沈着した色素を無色透明に分解してくれます。クリニックで行うオフィスホワイトニングでは歯の表面の汚れだけでなく、エナメル質自体に沈着した汚れ・色素も分解していきます。
ホームクリーニングで使用する薬剤では、この働きがメインです。
エナメル質の表面構造の変化
エナメル質が綺麗になっても、象牙質の黄ばみは変えられません。主にクリニックで使用するホワイトニング剤は活性酸素を発生させ、エナメル質の表層の構造を変ます。エナメル質表面の構造が変わることで、光を乱反射させ、歯の表面に透けて見えていた象牙質の黄ばみを隠し、「白く」見せてくれます。
実際どれくらい白くなる?
着色の度合いや歯の部位や元の色にも左右されるため、仕上がりには個人差があります。シェードガイドを基準として、1〜3トーン程度白くなる方が多いです。
ホワイトニングの痛みについて
一時的にしみやすくなる事がありますが、ほとんどの場合は数日で落ち着きます。
酷く痛む・市販の痛み止めでも対応が難しいときは医院へご連絡ください。
オフィスホワイトニングで使用する薬剤はホームホワイトニングで使用する薬剤よりも濃度の高いものとなります。知覚過敏の自覚がある方にはホームホワイトニングをおすすめしております。
ホームホワイトニングの薬剤を使用する場合にも、一度ご自身で確認いただき、万一痛みが生じる場合には中断したのちご相談ください。
メインテナンスについて
ホワイト二ングの効果を維持するため、定期的(3ヶ月〜6ヶ月程度)にメインテナンスをおすすめします。数ヶ月や数年で色の後戻りが生じることがありますが、タッチアップ(追加ホワイトニング)を行うことで白さを維持することができます。
注意事項
- 結果には個人差、歯質による差があります。
- ホワイトニングの効果は永久的なものではありません。半年~1年程で徐々に元の歯の色に戻ります。
- 補綴歯や治療部位等、ご自身の歯でない部分のホワイトニングはできません。
- 安全性を優先する為、処置を行うことができない方や歯牙があります。※
※ 次のうちいずれかに当てはまる方はホワイトニング治療を受けることはできません。
・妊娠中、授乳中の女性
・小児
・重度の歯肉炎や歯周炎を有する方 など
※ 以下の症状のある歯にはホワイトニングができません。
・虫歯のある歯
・咬耗している歯
・クラックがある歯
・知覚過敏を有する歯
・歯冠補綴物が不適合な部分のある歯
- ホワイトニング後は水分バランスの変化でシミが出る場合があります。
- 術後2〜3時間は柑橘系飲料・食品、炭酸飲料、酢を使用した食品、ヨーグルト、スポーツ飲料、アルコール類といった酸性の食品・飲料を避けてください。
- 術後24時間は色の濃い物や刺激が強い物の飲食は避けてください。
- まれに歯茎が白くなることがありますが、数時間程で元の色に戻ります。
*この他にも注意事項はございます。詳しくはホワイトニング同意書に詳しく記載しています。