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投稿日:2025.2.10

矯正歯科の施術は50代ではもう遅い?

こんにちは♪札幌キュア矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。「50代から矯正を始めるなんて、もう遅い?」「今さら矯正なんて…」年齢を理由に矯正治療を躊躇してしまう50代の方は少なくありません。しかし、近年では50代から矯正治療を始める方が増えており、決して珍しいことではなくなりました。そこで本記事では、50代から始める矯正治療のメリット、後悔しないためのポイント、よくある質問と回答などについて解説します。

50代から矯正歯科は遅くない!

女性 綺麗な歯並び 

始める理由はたくさんあります。「50代で矯正なんて遅すぎるのでは?」そんな疑問を抱く方もいるでしょう。年齢は、矯正治療の可否を決定づける絶対的な要因ではありません。歯や歯ぐき、健康状態が良ければ何歳からでも矯正治療を始められます。実際に、近年50代から矯正治療を始める方が増えているのをご存じですか?ここでは、その背景を見ていきましょう。

「歯の健康」への意識が高まっているため

現代は人生100年時代といわれ、平均寿命が延びるなか健康寿命が重視されています。その健康寿命を支える大切な要素の一つが「歯の健康」です。自分の歯でしっかり噛んで食事をすることは、栄養摂取だけでなく、全身の健康にも良い影響を与えます。矯正治療によって歯並びが整えば、しっかり噛めるようになるだけでなく、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防にもつながります。年齢を重ねても自分らしくいたいため年齢を重ねても、美しくありたいと願うのは自然なことです。美しい歯並びは笑顔に自信を与え、表情をより魅力的に見せてくれます。また、口元のバランスを改善し、顔全体の印象を若々しく、美しくする効果も期待できます。

経済的なゆとりがあるため

子育ても一段落し、経済的に余裕が生まれる50代は、自分のためにお金を使える絶好の機会です。矯正治療は決して安価なものではありませんが、これからの人生をより豊かに健康的に過ごすための投資と捉えることができます。

心理的ハードルが低下しているため

かつて、矯正治療といえば、子供や若者が受けるものというイメージが一般的でした。しかし、近年では、年齢や性別を問わず、多くの人が矯正治療を受けています。年齢を理由に矯正治療を諦める必要はありません。周囲の目を気にすることなく、自信を持って治療に取り組むことができる環境が整いつつあります。

50代から始める矯正治療のメリット

メリット

50代からの矯正治療は、見た目を良くするだけではありません。実は、健康面や精神面にも以下のようなメリットをもたらします。

消化器官への負担軽減

歯並びが改善されると食べ物をしっかり噛めるようになります。よく噛むことで唾液の分泌が促され、消化しやすくなります。胃腸の働きを助けるため、消化器官への負担の軽減につながるでしょう。

顎関節症の予防・改善

噛み合わせが悪いと、あごの関節に過度な負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。矯正治療によって噛み合わせのバランスを整えることで、あごへの負担が減り、顎関節症の予防や改善につながることがあります。

頭痛・肩こりの緩和

噛み合わせの歪みは首や肩の筋肉にも負担をかけ、頭痛や肩こりの原因となることがあります。矯正治療によって噛み合わせを整えることで、これらの症状の緩和が期待できます。

姿勢の改善

噛み合わせは、体のバランスを保つための役割があります。そのため、噛み合わせが悪いと体の重心がずれて、姿勢が悪くなることも。矯正治療で噛み合わせを整えると、正しい姿勢につながります。

虫歯・歯周病予防

歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくい部分ができ、汚れが溜まりやすいです。矯正治療によって歯並びが整うと、歯磨きがしやすくなり清掃性が向上します。また、汚れが溜まりにくくなるため、虫歯や歯周病のリスクの低下も期待できます。

コンプレックス解消

長年、歯並びにコンプレックスを抱えていた方が矯正治療によって美しい歯並びを手に入れると、自己肯定感が高まります。見た目に自信が持てるようになると、外出や人との交流が楽しくなります。これまで消極的だった方も積極的に人と関わり、新しいコミュニティに参加するなど、社交的な生活を送れるようになるでしょう。

50代の歯科矯正で後悔しないためのポイント

ポイント

決して安くはない費用と時間をかけるからこそ、後悔しないためには以下のポイントを押さえておくことが大切です。

自分に合った矯正方法を選ぶ

ひとくちに矯正治療といっても、ワイヤー矯正や裏側矯正(舌側矯正)、マウスピース型矯正など、さまざまな方法があります。たとえば、仕事で人と接する機会が多い方、食事や会話を楽しみたい方は、マウスピース型矯正が適しているかもしれません。矯正治療は、ライフスタイルに合わせた装置を選ぶことが大切です。装置については当院のホームページをご覧ください。

信頼できるクリニックを選ぶ

矯正治療は専門性の高い分野です。成功はクリニック選びにかかっていると言っても過言ではありません。日本矯正歯科学会の認定医や専門医など、資格と豊富な経験を持つ歯科医師が在籍するクリニックを選ぶことをおすすめします。また、カウンセリングでは、治療方法・期間・費用などについて、丁寧に説明してくれるか確認しましょう。不安や疑問に親身に答えてくれるクリニックであれば、安心して治療を任せられます。

起こりうるリスクを理解する

矯正治療には、歯根吸収や、歯肉退縮などのリスクが伴うことがあります。治療開始前に起こりうるリスクについて十分に説明を受け、理解しておくことが大切です。リスクについてはこちら

治療中のケアを怠らない

矯正治療中は、毎日の歯磨きを徹底しましょう。歯間ブラシやデンタルフロスなども活用し、磨き残しがないようにします。また、矯正治療は月1回定期的に通院する必要があります。通院を怠ると、治療期間が延びたり、期待した効果が得られなかったりする可能性があるため、予約日を守りましょう。

50代の矯正歯科でよくある質問

疑問 ? 女性

50代から矯正歯科治療を始めるにあたり、様々な疑問や不安をお持ちのことでしょう。ここでは、よくある質問とその回答を紹介します。

Q1.矯正装置は目立ちますか?
A1.ひと昔前と比べて、最近の矯正装置は格段に進化しています。マウスピース型矯正装置や裏側矯正といった、目立ちにくい矯正装置も多く、あなたのライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

Q2.治療期間はどれくらいかかりますか?
A2.治療期間は、歯並びの状態や選択する矯正方法によって異なりますが、一般的には2~3年程度です。ただし、部分的な矯正であれば半年~1年程度で完了する場合もあります。ただ、50代の方は、骨の代謝が若い世代と比べてゆっくりであるため、治療期間がやや長くなる傾向にあります。

Q3.歯周病があっても矯正治療はできますか?
A3.歯周病は、歯を支える骨や歯茎の炎症を引き起こす病気です。重度の歯周病を放置したまま矯正治療を行うと、歯が抜けてしまうリスクがあります。そのため、歯周病治療を優先し、症状が安定してから矯正治療を開始します。

Q4.差し歯やインプラントがあっても矯正できますか?
A4.差し歯やインプラントがあっても、矯正治療は可能です。ただし、インプラントは骨と結合しているため、動かすことができません。そのため、インプラントの位置を考慮した上で、治療計画を立てます。

最後に

50代からの矯正治療は、決して遅すぎることはありません。歯並びを整えることは、見た目を若々しくするだけでなく、健康面や精神面にも多くのメリットをもたらし、より充実した人生へと導いてくれます。しかし、いざ矯正治療を始めようと思っても、「どのような治療法が自分に合っているのか?」「費用や期間はどのくらいかかるのか?」「痛みはないのか?」など、様々な疑問や不安が湧き上がってくることでしょう。矯正治療に関する疑問や不安は一人で抱え込まず、まずは歯科医師に相談することから始めましょう。当院では随時矯正相談を受付けていますので、ぜひこの機会にお気軽にご相談ください。

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