投稿日:2025.10.14
矯正のボタンはいつまで必要?期間の目安とイベント時の外し方を歯科医が解説
「マウスピース矯正のボタンやアタッチメントは目立ちにくい?」
「結婚式や成人式などで写真を撮影するイベント前は外せるの?」
「矯正ボタンはいつまでつけるの?」矯正中の患者さんからよくいただくご質問です。
そこで今回は、矯正ボタンとアタッチメントの違い・役割・装着期間の目安・イベント前に一時的に外せるケース・生活の工夫・FAQをまとめて解説します。
結論からお伝えすると、多くの方は矯正終了までボタンを使用しますが、式典や撮影などでは一時的に外す相談が可能です。
詳しくは札幌キュア矯正歯科までご相談ください。
「結婚式や成人式などで写真を撮影するイベント前は外せるの?」
「矯正ボタンはいつまでつけるの?」矯正中の患者さんからよくいただくご質問です。
そこで今回は、矯正ボタンとアタッチメントの違い・役割・装着期間の目安・イベント前に一時的に外せるケース・生活の工夫・FAQをまとめて解説します。
結論からお伝えすると、多くの方は矯正終了までボタンを使用しますが、式典や撮影などでは一時的に外す相談が可能です。
詳しくは札幌キュア矯正歯科までご相談ください。
目次
ボタンとは?アタッチメントとの違い

矯正で使う「ボタン」は、歯の表面に取り付ける小さな突起物のことです。
樹脂や金属でできていて、ゴムで矯正力をかけて、上下の歯の位置を整えるときに活躍します。
一方で、マウスピース型矯正で使用される「アタッチメント」は、透明な樹脂で作られた小さな突起で、マウスピースに矯正力をかけて、歯を細かく動かす時に使われます。
樹脂や金属でできていて、ゴムで矯正力をかけて、上下の歯の位置を整えるときに活躍します。
一方で、マウスピース型矯正で使用される「アタッチメント」は、透明な樹脂で作られた小さな突起で、マウスピースに矯正力をかけて、歯を細かく動かす時に使われます。
どちらも歯の表面に付けるものですが、素材や役割は少し違います。
この記事では、特にエラスティック用のボタンについてご紹介します。
ボタンは、 ①歯並びを整える、②すき間を閉じる、③噛み合わせを仕上げる、という治療の流れの中で大切な役割を担っています。
ボタンやゴムの見た目を気にされる方もいますが、最終的にきれいでしっかり噛める歯並びをつくるために欠かせない大切な役割を持っています。
この記事では、特にエラスティック用のボタンについてご紹介します。
ボタンは、 ①歯並びを整える、②すき間を閉じる、③噛み合わせを仕上げる、という治療の流れの中で大切な役割を担っています。
ボタンやゴムの見た目を気にされる方もいますが、最終的にきれいでしっかり噛める歯並びをつくるために欠かせない大切な役割を持っています。
なぜ「長く」付けるの? スペースクローズ後の “ 仕上げ ”
矯正治療では、歯並びのデコボコを整えて隙間を閉じても、まだゴールではありません。
大切なのは、最終的に上下の歯がバランスよく噛み合い、しっかりと安定した状態をつくることです。
ボタンとエラスティックを使うことで、上下の歯の位置や噛み合わせの細かい調整ができます。
噛み合わせのバランスは少し合っていないだけで、お口だけでなくほかの部分にも悪影響を及ぼす可能性があるため、きちんと整えることが大切です。
そのため、仕上げの段階では、わずかな噛み合わせのズレを整えることがポイントとなります。
歯は歯ぐきや骨と一緒に少しずつ動いていくため、新しい位置に落ち着くまで時間が必要です。
そのため、「隙間が閉じたからもうボタンは外せる」というわけではなく、治療の最終段階まで付けておくことで仕上がりが安定します。
少し長く感じるかもしれませんが、きれいでしっかり噛める歯並びを完成させるための大切なステップになります。
大切なのは、最終的に上下の歯がバランスよく噛み合い、しっかりと安定した状態をつくることです。
ボタンとエラスティックを使うことで、上下の歯の位置や噛み合わせの細かい調整ができます。
噛み合わせのバランスは少し合っていないだけで、お口だけでなくほかの部分にも悪影響を及ぼす可能性があるため、きちんと整えることが大切です。
そのため、仕上げの段階では、わずかな噛み合わせのズレを整えることがポイントとなります。
歯は歯ぐきや骨と一緒に少しずつ動いていくため、新しい位置に落ち着くまで時間が必要です。
そのため、「隙間が閉じたからもうボタンは外せる」というわけではなく、治療の最終段階まで付けておくことで仕上がりが安定します。
少し長く感じるかもしれませんが、きれいでしっかり噛める歯並びを完成させるための大切なステップになります。
「いつまで?」期間の目安と個人差

矯正用のボタンをどのくらいの期間つけるかは、使っている装置の種類(ワイヤー矯正かマウスピース矯正か)、治療の難しさ、歯の動き方などによって変わってきます。
一般的には、歯並びを整える段階よりも、最後の「噛み合わせを仕上げる段階」で使用することが多いです。
ただし、早めに外せることもあります。
たとえば、噛み合わせが早い段階で安定してきた場合や、細かい調整があまり必要ない場合、または「見た目をできるだけ目立たせたくない」という希望を事前に治療計画に組み込んでいる場合などです。
一般的には、歯並びを整える段階よりも、最後の「噛み合わせを仕上げる段階」で使用することが多いです。
ただし、早めに外せることもあります。
たとえば、噛み合わせが早い段階で安定してきた場合や、細かい調整があまり必要ない場合、または「見た目をできるだけ目立たせたくない」という希望を事前に治療計画に組み込んでいる場合などです。
一方で、ボタンを少し長めに必要とすることもあります。
骨格的なズレをエラスティックでサポートしているケースや、上下の歯の関係をより丁寧に仕上げたいときには、期間が長くなる傾向があります。
「いつまで付けるのかな」と不安に感じたときは、遠慮なく主治医に相談してみてください。
生活スタイルや見た目の希望に合わせて、無理のない計画に調整できることもあります。
結婚式・成人式・撮影などイベント前:一時的に外す選択肢

結婚式や成人式、就職活動の写真撮影や発表会など、大切なイベントを控えている場合には、一時的に矯正用ボタンを外すことは可能です。
流れの一例としては、できれば1〜2か月前に日程を伝えていただく、お口の状態を確認し、外すことによるリスクについて説明を受ける、除去→イベント→再装着という手順をとる、といった形です。
ただし、長い間外したままにすると治療の仕上がりに影響する可能性があるため、基本的には「当日だけ」「撮影直前だけ」といった短期間での対応になります。
費用や実際に対応できるかどうかは症例によって異なるため、必ず事前に歯科医院へ相談しておきましょう。
流れの一例としては、できれば1〜2か月前に日程を伝えていただく、お口の状態を確認し、外すことによるリスクについて説明を受ける、除去→イベント→再装着という手順をとる、といった形です。
ただし、長い間外したままにすると治療の仕上がりに影響する可能性があるため、基本的には「当日だけ」「撮影直前だけ」といった短期間での対応になります。
費用や実際に対応できるかどうかは症例によって異なるため、必ず事前に歯科医院へ相談しておきましょう。
目立ちにくく・快適に過ごすコツ(生活の工夫)

矯正ボタンは「見た目が気になる」「違和感がある」と感じる方も少なくありません。
そんなときは、ちょっとした工夫で快適に過ごせます。
そんなときは、ちょっとした工夫で快適に過ごせます。
見た目の工夫
透明タイプのボタンが選べる場合は見た目が目立ちにくく、自然です。
また、写真撮影のときは口角を軽く上げる笑顔を意識すると、光の反射が目立ちにくくなります。
お口のケア
食後は必ずうがいや歯磨きを行い、フロスや歯間ブラシで細かい部分まで清掃をしましょう。
コーヒーやお茶、赤ワインなど色のつきやすい飲み物は着色がつきやすいため、控えると清潔感を保ちやすいです。
コーヒーやお茶、赤ワインなど色のつきやすい飲み物は着色がつきやすいため、控えると清潔感を保ちやすいです。
違和感への対応
装着直後は軽い痛みや違和感を覚えることがありますが、多くの場合は2~3日をピークに徐々に落ち着いてきます。
また、万が一矯正用ボタンが外れても、自己判断で接着せずに必ず歯科医院に連絡しましょう。
また、ゴム(エラスティック)は決められた時間を守って使うことが大切です。
ゴムを怠ると治療が長引く原因になってしまいますので、指示をしっかり守るようにしましょう。
また、万が一矯正用ボタンが外れても、自己判断で接着せずに必ず歯科医院に連絡しましょう。
また、ゴム(エラスティック)は決められた時間を守って使うことが大切です。
ゴムを怠ると治療が長引く原因になってしまいますので、指示をしっかり守るようにしましょう。
よくある質問(FAQ)

Q1. ボタンとアタッチメントは同じですか?
A.見た目は似ていますが、材質や役割に違いがあります。
本記事で解説しているのは、エラスティックをかけるための「ボタン」についてです。
アタッチメントはマウスピース型矯正の時に矯正力をかける目的で歯の表面につける白い樹脂の素材です。
Q2. ボタンは外すと後戻りしますか?
A.短期間でも歯の動きに影響する可能性があります。
イベントなどで外す場合は、期間を主治医と相談し、できるだけ早めに再装着することが大切です。
Q3. 食事・歯磨きで気をつける点はありますか?
A.キャラメルのような粘着性のある食べ物や、硬い食べ物は避けたほうが安心です。
食後は歯磨きやうがいを忘れず、清潔に保ちましょう。
食後は歯磨きやうがいを忘れず、清潔に保ちましょう。
Q4. 痛みはありますか?
A.個人差はありますが、多くの方は装着後に数日ほど軽い違和感を覚える程度で徐々に慣れていきます。
Q5. ボタンを目立たせない工夫はありますか?
A.透明タイプのボタンを選んだり、写真を撮るときに口角を上げたり、笑顔を意識することで、反射や見た目を和らげる効果が期待できます。また、着色しやすい飲み物を控えるのも有効です。
Q6. ボタンをいつまで付けるかは誰が決めますか?
A.噛み合わせや歯の動きの状態を見て、最終的には主治医が判断します。
気になることがあれば遠慮せずにご相談ください。
気になることがあれば遠慮せずにご相談ください。
Q7. ボタンはどのくらいの頻度で調整が必要ですか?
A.ボタン自体は頻繁に交換するものではありませんが、エラスティックの掛け方や使用時間は定期的な診察で確認・調整します。
来院時に歯の動きや噛み合わせをチェックし、必要に応じて変更します。
Q8.ボタンは何個くらい付けるのですか?
A.歯並びの状態によって異なりますが、数個〜十数個付けることがあります。
すべての歯につけるわけではなく、必要な位置だけに配置されます。
すべての歯につけるわけではなく、必要な位置だけに配置されます。
まとめ
矯正ボタンは多くの場合、矯正終了まで必要ですが、イベント前に一時的に外すことも可能です。
見た目や生活とのバランスをとりながら、安心して治療を進めていきましょう。
ご不安はお気軽に札幌キュア矯正歯科までご相談ください。
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