投稿日:2022.11.28
矯正で滑舌がよくなる?
札幌キュア矯正歯科です☆
「滑舌の悪さは矯正治療で治るの?」と気になっていませんか?
滑舌を気にしている方は意外と多く、原因がなにかを知らない方も少なくありません。
滑舌の悪さはマイナスな印象を与えやすいので、就職活動や結婚式の挨拶など大切なシーンで損をする可能性があります。
人と自信をもって話せるようになるためにも、まずは滑舌が悪くなる原因や対処法について知ることからはじめましょう。
こちらのページでは、矯正治療の滑舌への影響や、滑舌が悪くなる根本的な理由について分かりやすくまとめました。
自分の滑舌や大切な家族の滑舌の悪さが気になっていて治したいという方は、ぜひご参考ください。
目次
- 0.1 矯正治療は滑舌にも良い変化をもたらす!その理由は?
- 0.2 歯と歯のすき間が閉じる
- 0.3 唇が自然に閉じるようになる
- 0.4 舌を巻き込むことがなくなる
- 0.5 そもそも滑舌はなぜ悪くなるの?
- 0.6 歯並びが原因で空気の流れが悪い
- 0.7 舌や唇の動きが悪い
- 0.8 口のなかに痛みがある
- 0.9 矯正治療中に滑舌が悪くなることはある?
- 0.10 舌側矯正について
- 0.11 「滑舌の改善」以外の矯正治療のメリット
- 0.12 見た目に自信がつく
- 0.13 虫歯や歯周病のリスクの軽減
- 0.14 お顔が左右対称になる
- 0.15 顎関節症のリスクの軽減
- 0.16 胃腸の負担の軽減
- 0.17 滑舌を治したいと思ったら矯正治療をご検討ください
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矯正治療は滑舌にも良い変化をもたらす!その理由は?
矯正治療で滑舌が良くなる主な理由として、以下の3つが挙げられます。
歯と歯のすき間が閉じる
重度の出っ歯や受け口、すきっ歯など、
かみ合わせや歯並びのなかにすき間が多いケースでは、内側の空気が漏れやすく滑舌が悪くなりがちです。
矯正治療で歯と歯のすき間をしっかり閉じることで、空気の余計な漏れがなくなり発音が良くなります。
唇が自然に閉じるようになる
前歯の傾斜が大きいと、唇を自然に閉じられないことがあります。
矯正治療で前歯の軸を正すと、唇が自然と閉じられるようになり、発音がきれいになるためおすすめです。
お口のなかが乾燥しにくくなるため、虫歯や歯周病、口臭予防にも役立ちます。
舌を巻き込むことがなくなる
歯が内側に傾いていると、食事や会話中に舌を巻き込みやすくなります。
舌を噛んでしまい、外傷性の口内炎につながるケースも少なくありません。
その痛みが原因で滑舌が悪くなることもあります。
矯正治療をして舌のスペースをしっかり確保することで、巻き込むリスクが減り滑舌もよくなります。
そもそも滑舌はなぜ悪くなるの?
滑舌や発音が悪くなる原因は、口周りにある場合がほとんどです。
考えられる原因を以下でくわしくみていきましょう。
歯並びが原因で空気の流れが悪い
重度の出っ歯や受け口は、上下の前歯の間にすき間ができて内側の空気がもれやすいのが特徴です。
また、舌を前に出す癖がある方も少なくありません。
上下の歯列がズレてかみ合っている交叉咬合や、すきっ歯も空気がもれやすいため、滑舌が悪くなることがあります。
「サ行」や「タ行」に影響がでやすく、話し方が幼いという印象をもたれる方もいらっしゃるかと思います。
舌や唇の動きが悪い
口周りの筋肉が弱かったり、舌の癖がついていたりすると、滑舌が悪くなる傾向にあります。
唇をくっつける必要のある「マ行」や「パ行」などに影響がでやすいため、注意しましょう。
気づいたら口がポカンとあいている方や話すときに唇があまり動いていない方は、口周りの筋肉が弱い可能性があります。
また、舌を前に出したり、間違った位置に舌を置く癖がついていたりすると滑舌に影響しやすいため、
こちらも注意が必要です。綺麗な滑舌・発音に改善するには、矯正治療だけでなく
口周りの筋肉を鍛えるトレーニングもする必要があります。
口のなかに痛みがある
傷や口内炎があると痛みを感じて無意識に話し方が変わってしまいます。
とくに舌や唇の裏に傷や口内炎がある場合は歯や食べ物があたりやすいため、治るまでの時間も長めです。
精神的なストレスも感じやすいことから、放置するのはおすすめできません。
歯科医院では、軟膏やレーザー治療で口内炎の治癒を早めることが可能ですので、気になる方はお気軽にご相談ください。
矯正治療中に滑舌が悪くなることはある?
矯正治療中の滑舌の変化の有無や度合いは、治療法によって異なります。
歯の表面に装置をつける表側矯正は、慣れるまで唇が動かしにくくなる場合がありますが、
舌の動きは制限されないため、それほど滑舌に支障をきたしません。
また、マウスピース矯正は、装置が薄いことから滑舌に影響がでにくい傾向にあります。
滑舌にもっとも支障をきたしやすい治療法は「舌側矯正」です。
舌が装置にあたる感覚に慣れれば滑舌ももとに戻りますが、その状態になるまでに必要な期間は人によって違います。
話すことがメインの仕事をしている方には、あまりおすすめできません。
舌側矯正について
舌矯正は、歯の裏面に装置をつけてワイヤーをとおして行う治療法です。
装置が正面から見えないため審美性は高めですが、歯の裏面に装置があることで舌の動きが制限され滑舌に影響します。
装置の存在に慣れるまでは、舌に傷や口内炎ができやすいのも、この治療法のデメリットといえるでしょう。
「滑舌の改善」以外の矯正治療のメリット
矯正治療を受けることで、滑舌の改善以外に以下のようなメリットが得られます。
見た目に自信がつく
歯並びはコンプレックスにつながりやすく「治療後に自信がついた」という方はとても多い印象です。
精神的な負担が少なくなるぶん、表情や話し方が明るくなったり、将来を前向きに考えやすくなったりするので、
気になっている方はできるだけ早めに決断することをおすすめします。
就職活動や結婚式の前に済ませておくと、よりメリットを感じられるでしょう。
虫歯や歯周病のリスクの軽減
治療前よりも歯ブラシの毛先が歯面にしっかり当たるようになるため、虫歯や歯周病のリスクが軽減します。
矯正治療をはじめて歯科への関心が高まる方は多く、自然と予防を意識するようになり将来のお口の健康にもいい影響を与えます。
お顔が左右対称になる
歯並びが整って全体を使ってバランスよく噛めるようになると、
筋肉の使い方が均等になりお顔の見た目も左右対称になります。
もともと片方で噛む癖がある場合は後戻りのリスクも高いため、
矯正治療と同時進行で治すようにしましょう。
顎関節症のリスクの軽減
全体を使ってバランスよく噛めるメリットの一つに、顎関節症のリスク軽減が挙げられます。
偏った噛み方は、一部の歯や顎関節に大きな負担がかかり、歯のヒビや破折、
顎関節症を発症するなどトラブルにつながりやすいため注意が必要です。
顎関節は一度発症すると治るまでに時間がかかるだけでなく、
お口が開けにくくなることでお手入れや虫歯の治療が難しくなり、
口腔環境が一気に悪くなる恐れがあります。発症する前の予防を心がけましょう。
胃腸の負担の軽減
全体を使ってバランスよく噛めるようになると、胃に送られる食べ物の形状が変化します。
上手く噛めない環境だと、歯や顎関節、口周りの筋肉に余計な負担がかかるため
無意識に噛む回数が少なくなり、その結果胃や腸にも負担がかかる傾向にあります。
栄養の吸収率を高めるためにも、しっかり噛める環境作りが大切です。
滑舌を治したいと思ったら矯正治療をご検討ください
滑舌が悪くなる原因には「歯並びの問題」のほかに「舌や唇の動きの悪さ」や「口のなかの痛み」が挙げられます。
重度の出っ歯や受け口、すきっ歯などは、滑舌に影響がでやすく、矯正治療で改善できるケースがほとんどです。
しかし、舌や唇の癖がある場合は矯正治療だけでは解決できないため、
MFTトレーニングという口周りの筋肉を鍛えるトレーニングが別で必要になります。
矯正治療をしてきれいに並んだ歯並びを維持するためにも、癖があればしっかりと治しておきましょう。
自分の滑舌が矯正治療で良くなるかを知りたい方は、ぜひ当院までご相談ください。
無料カウンセリング後にご希望の患者様には精密検査を受けていただいております。
精密検査の結果をもとに歯科医師より、最適な治療法をご提案いたします☆
ご一読いただき、ありがとうございました。