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ブログ

投稿日:2025.2.12

治療費用や期間を知って口ゴボを治そう!

こんにちは^^札幌キュア矯正歯科です。
当院のブログをご覧くださり、ありがとうございます。
「口元が出ている横顔が気になる」「口ゴボではないか」と、ご自身の盛り上がった口元が気になる人も多いのではないでしょうか。また口元が出すぎていると「矯正治療だけで治せないのでは?」と心配になる人も少なくはありません。今回は口ゴボを歯列矯正で治す治療費用や期間を含めて口ゴボについて解説していきたいと思います。口ゴボが気になるけど、費用や期間が心配な方や「口ゴボなのかな?」と、ご自身の歯並びを知りたい方はセルフチェック方法も記載していますので、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

口ゴボの3つの特徴

口ゴボ 口元が突出 

口元が盛り上がって出ている歯並びを「口ゴボ」といいますが、専門用語ではなく歯科医院で患者さんにわかりやすく説明するための通称になります。「口ゴボ」に分類される歯並びは以下の3つがあります。それぞれ詳しくみていきましょう。

 

出っ歯(上顎前突)

札幌 歯列矯正

上の前歯が下の前歯より過剰に前に出ている歯並びを出っ歯(上顎前突)といいます。通常、上の歯が下の歯に覆い被さっていますが2~3mm前に出ているのが正常といわれ、4mm以上出ていると出っ歯に分類されます。上の前歯が出ていると唇が閉じにくく、無理に閉じると口元がかなり盛り上がってしまうのです。口が閉じにくいため口呼吸にもなりやすい歯並びといえます。

上下顎前突

上下の前歯が前に傾いて出ている歯並びを上下顎前突といい口ゴボの1つです。上下の前歯が出ているため唇が閉じにくいのはもちろん、口元はかなりもっこりと盛り上がってしまうでしょう。また、歯が前に傾いているだけで歯並びが綺麗なケースが多く、不正咬合に分類されると気付かない人も少なくはありません。横顔の口元や梅干しジワが気になり、矯正相談に行くと上下顎前突であると診断される人もいるでしょう。見た目をコンプレックスに感じる人も多く、治療して改善することをおすすめします。

下あごが小さい(アデノイド顔貌)

下顎が小さい アデノイド顔貌

下あごが小さい方も口ゴボになりやすいです。下あごの成長が十分でなかったり、下あごが上あごより後退してしまったりして顎と首の境目がわかりにくい見た目になってしまいます。丸みをおびた顔貌と口元が盛り上がっているのが特徴です。下あごの位置を改善することで口ゴボの見た目に変化が現れるでしょう。

口ゴボの見分け方

Eライン 女性 口ゴボ

 

ご自身の歯並びが口ゴボかどうか見分けるセルフチェック方法をお伝えします。見分ける方法としては、横顔が美しいと言われる「Eライン(エステティックライン)」を基準にします。Eラインとは鼻先と顎先を結んだラインで、欧米人であれば口元がEラインより2~4mmほど下がっているのが美しいとされます。日本人は欧米人ほど鼻が高くないので、唇が触れるくらいが整っていると考えるといいでしょう。割り箸を当ててみたり、写真でご自身の横顔を確認してみたりしてください。口ゴボの人であれば、確実にEラインより唇が前に出て口元が盛り上がっています。詳しい歯並びの診断は精密検査が必要ですが、口ゴボが気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

口ゴボの原因

口ゴボになる原因は先天的要因と後天的要因の2種類あります。

先天的要因

先天的要因の口ゴボは骨格異常や遺伝によるケースが多いでしょう。顎の成長によって出っ歯になったり下あごが劣成長してしまったりする骨格による口ゴボや、歯の傾きや大きさが遺伝してしまう場合があります。骨格の成長と歯の大きさのアンバランスで口ゴボになってしまうのです。

後天的要因

口ゴボの後天的要因としては、日常的な悪習癖が挙げられるでしょう。例えば以下のような癖は口ゴボを招いてしまうおそれがあるので注意が必要です。

  • 指しゃぶり
  • 口呼吸
  • 舌癖
  • 下唇を噛む
  • 爪を噛む
  • うつぶせ寝
  • 頬杖え

柔らかいものばかり食べるそれぞれ意識しないと気付かない癖も多いため、改善できるよう努めましょう。口ゴボを治療しても上記の癖が残っていると後戻りしてしまう恐れもあります。
悪習癖が思い当たる人は口ゴボが悪化しないようにするためにも癖を改善するよう心がけてくださいね。

口ゴボの治療方法

口ゴボは歯列矯正で改善することが可能といえます。矯正にはワイヤー矯正、マウスピース型矯正、外科矯正があり、口元の出ている程度によっては抜歯などの追加治療が必要になるかもしれません。どの治療がいいかは、歯並びの状態やライフスタイルに合わせて選択するようにしましょう。それぞれ詳しく説明していきます。
症例写真はこちら

ワイヤー矯正

ワイヤー ワイヤー矯正

ワイヤー矯正には表側矯正と裏側矯正(舌側矯正)の2種類があります。表側矯正は文字どおり歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着しワイヤーの力で歯を動かしていくメジャーな治療方法です。最近ではメタルではなく白いセラミックを使用することで目立たず治療できるようになりました。ただし目立たなさを選択すると費用が高くなる可能性があるので歯科医院に確認する必要があるでしょう。裏側矯正(舌側矯正)は装置を歯の裏に装着します。裏に装置があるため引っ張る作業にすぐれており、特に出っ歯や上下顎前突などの口ゴボの人は目立つことなく歯並びを整えることができるでしょう。ワイヤー矯正は取り外しなどの自己管理の必要はありませんが、ブラッシングがしづらいのでケアを入念に行う必要があります。

マウスピース型矯正

マウスピース マウスピース矯正 模型

マウスピース型矯正は数十枚の透明のマウスピースを交換しながら徐々に歯を動かしていきます。マウスピースは透明なのでほとんど目立つことはありません。1日20時間以上装着する必要がありますが、取り外しが可能でブラッシングもしやすいのが特徴です。抜歯など複雑な工程が加わるとマウスピース型矯正だけでは口ゴボは改善しないケースもあるため、歯科医師に確認するようにしましょう。

外科矯正

口ゴボが重度の症例は外科処置を併用することがあります。骨格から改善する必要があるケースは外科手術を行ったあとワイヤー矯正へと移行します。手術をおこなうため通常の歯列矯正より時間がかかるかもしれませんが、手術であごの形を整えるため、よりスッキリとした見た目になるでしょう。当院では提携医療機関と連携した「サージェリーファースト制度」を採用しています。外科矯正について気になることがあれば遠慮なく相談してくださいね。

それぞれの治療方法の期間や費用を比較

それぞれ治療別の期間や費用についてまとめました。口ゴボの程度によって変わりますので、あくまで参考程度にしてくださいね。

費用

  • 表側矯正  約120万
  • 裏側矯正 約140万
  • マウスピース矯正 約115万

治療期間

治療期間は約2年から3年になります。症例や外科処置を行った場合など、治療期間には個人差があり前後する可能性はあります。上記の料金には検査代や抜歯代などは含まれていません。また外科矯正の場合は症状によっては保険が適応されることもありますので、事前に条件を確認しておきましょう。当院では「トータルフィー制度」を採用しているため矯正治療中に提示した金額以上を支払うことはありません。ただし保定期間や保定装置費用、ブラケット(装置)紛失費用は別途必要となります。詳しくはホームページをご覧ください。

最後に

今回は口ゴボの費用と治療期間を含めた治療方法についてお伝えしました。外科手術しない限り、どの矯正治療も期間はほとんど変わらないでしょう。ただし、マウスピース型矯正はご自身で管理するため、装着忘れや不十分で長くなることもあります。また抜歯や追加治療でも期間は長くなるため、治療期間には個人差があるでしょう。費用も審美面を考えるとどうしても高くなってしまいますが、それぞれの治療にはメリット・デメリットがあります。詳しく知りたい方は当院スタッフに遠慮なくお尋ねください。初めての方は、まずカウンセリングへお越しください。お待ちしております♪

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