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投稿日:2025.12.9

噛みづらさを感じる人へ|見た目だけでなく ”噛み心地” も整える矯正

「奥歯でうまく噛めない」
「硬いものが食べづらい」
こうした悩みを抱えている方、いませんか?
矯正治療と聞くと、見た目の改善をイメージする方が大半ですが、実は歯並びを整えること
食べやすさや噛みやすさといった機能面を改善することが可能です。

札幌キュア矯正歯科では、審美面だけでなく、こうした機能改善を重視した矯正治療を提供しています。
今回は、なぜ噛みづらさが生じてしまうのか、そして矯正治療でどのように改善される可能性があるのかを詳しく解説していきます!

食べづらさ・噛みづらさの原因は噛み合わせのズレかもしれません

食べにくい 噛みにくい

食べづらさや噛みづらさを感じるとき、その原因の多くは歯並びや噛み合わせにあります。
毎日、無意識のうちに行う食事という行為は、実は複雑な咀しゃく運動が関わっています。
 前歯で食べ物を噛み切り、奥歯ですりつぶす” この一連のプロセスが円滑に進むためには、上下の歯が正確に接触する必要があるのです。
では、どのような咬合のズレが食べづらさにつながるのでしょうか?
具体的なケースをお伝えします!

前歯の噛み合わせがズレている場合

開咬 オープンバイト

ディープバイト 過蓋咬合

前歯の噛み合わせが深すぎる、または浅すぎる場合、食べ物を噛み切るときに大きな問題が生じやすいです。
例えば、噛み合わせが深いと、上の前歯が下の前歯を大きく覆い被さるディープバイトという状態になります。
この状態は、下の前歯が食べ物に届きにくくなり、食べづらさを感じやすいのです。
結果的に食べ物を噛み切るために通常以上の力が必要になり、顎に負担がかかり続けてしまいます。
一方で、噛み合わせが浅いと上下の前歯が当たらないオープンバイトという状態になります
この状態でも食べ物を効率よく噛み切ることができません。
そのため、ナッツやりんごなどの硬い食べ物を避けるようになったり、食事に時間がかかりやすくなります。
こうした前歯の咬合異常は見た目の問題だけでなく、日々の食事の質にも直結しているのです。

奥歯の噛み合わせに問題がある場合

食べづらさの原因になるのは、奥歯の噛み合わせのズレも該当します。
奥歯は食べ物を砕く役割を担う、非常に重要な歯です。
奥歯がしっかり接触していなかったり、片側だけで噛んでいる状態が続いたりすると咀嚼能力が大きく低下してしまいます。
この状況が続いてしまうと、咀しゃく筋のバランスも崩れてしまい、顎関節症のリスクも高まるでしょう。
また、横方向への干渉がある場合、顎を動かす際に違和感を覚えることもあります。
硬めの食べ物をうまく噛むことができず、知らず知らずのうちに食べ物の内容が偏ってしまう方が多くいるのです。
左右バランスよく噛める状態にすることは、食事の快適さにもつながります。

歯並びの凹凸で食べづらさが生じる場合

叢生 乱杭歯

歯並びがガタガタしていると、食べ物が引っかかりやすくなります。
奥歯に隙間があったり、重なりがあったりすると、食材がその部分に詰まりやすくなるため結果的に食べづらさにつながるのです。
また、歯間に食べ物が詰まる頻度が増えると、ストレスになるだけでなく虫歯のリスクも高まるでしょう。
他にも歯並びに凹凸があると食べかすが詰まりやすいため、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
こうした様々な問題を矯正治療で解決できることも、矯正をする大きなメリットです。

正しい噛み合わせと矯正治療の役割

では、理的な噛み合わせとは、どのような状態をすのでしょうか?
そして、矯正治療により、どのような改善が期待できるのかもせてお伝えしていきます!

的な噛み合わせ

歯並び きれいな歯並び

的な噛み合わせとは、に歯がキレイに並んでいるだけではありません。
上下の奥歯がしっかり接触し、横方向にズレがない、左右均等に力がかかる状態です。
また、前歯から奥歯へと段階的に正確なポジションで咀しゃくを行える状態を指します。
このバランスがとれた咬合があってこそ食事は快適になり、長期的に顎関節への負担も軽減されるのです。

矯正でどう変化するのか

矯正治療によって歯並びを整えると、まず咀しゃく力の改善が期待できます。
歯と歯がしっかり接触するようになり、食べ物を効率よく砕くことができるようになるため食べやすくなるのです。
硬い食べ物が食べられるようになったり、食事の時間が短くなったりするなど、実感が期待できるでしょう。
ただし、改善の程度には個人差があります。
もともとの咬合状態の違いや歯を動かせる距離など、様々な要因によって改善の程度は変わってきます。
どこまで改善できるかについては、あらかじめ診査診断で明らかにできますよ。

札幌キュア矯正歯科での機能改善アプローチ

歯科衛生士

実際に、当院ではどのようなアプローチが取られているのか、具体的な治療方法についてご紹介していきます。

咀嚼力とバランス力を考えた治療計画

当院では、見た目の改善と同様、機能改善を重視しています。
治療計画の段階から患者様の状態をしっかりとヒアリングし、その原因を丁寧に特定します。
「どの食べ物が食べづらいのか」
「片側だけで噛んでいないか?」
「食後に違和感はあるか?」
など、細かい点までヒアリングをしていき、咀しゃく力の回復やバランスの取れた噛み合わ
せを目指した治療を進めていきますので、ご安心ください。
治療中も定期的に患者様に変化をお伺いし、必要に応じて治療計画も調整していきます。
そうすることで、より良い結果を目指します。

装置選びで変わる食事の快適さ

矯正装置の選択も、実は食べやすさに大きく関係しています。
マウスピース型矯正の場合、治療中の食事制限はほとんどありません。
装置を外して食事ができるため、硬いものや粘着性のあるものも比較的自由に食べることが可能です。
これは、治療中も食事を楽しみたいという方にとって非常に大きなメリットではないでしょうか?
食べたいものを制限されないことから、栄養バランスの良い食事を継続しやすいのも嬉しいですよね。
このように、装置の特性を活かしながら患者様のライフスタイルに合わせた治療を提案することも当院にお任せください!
治療方法について不安や疑問がございましたら、お気軽にご相談くださいね。

治療後も「食べ心地」を維持するために

矯正治療が終わったあとも、その効果を長く保つためにはいくつかのポイントがあります。
治療後の生活で気をつけるべき点を見ていきましょう。

保定の重要性

矯正治療が終わったあと、歯は元の位置に戻ろうとする力を持ちます。
これを後戻りといいますが、後戻りを防ぐ方法が「保定」です。
保定装置を正しく使用することで、治療で得た咬合改善の効果を長期間維持することができます。
保定期間中は、装置を外す回数を少なくしたり、指定された使用時間を厳守したりしながら進めていきます。
治療直後の数ヶ月は、歯の動きが元に戻ろうとする力が強いことから、気を抜かずにすることが重要です。
保定装置の扱い方については、スタッフがサポートいたします。

日常で気をつけたいこと

治療後も硬すぎるものを無理に噛んだり、片側だけで噛む癖が残っていたりすると、せっかく整えた咬合に負担がかかります。
例えば、氷を噛む、硬いナッツを片側で噛み続けるなどの習慣は避けるべきです。
左右バランスよく、ゆっくり噛み続けるなどの習慣を心掛けることで治療の効果をより長く実感できるでしょう。
また、定期的なメンテナンスも重要です。
年に数回の受診では、咬合状態をチェックし、必要に応じて保定装置を調整します。
こうした継続的なサポートにより、治療後も安定した食べ心地を保つことができますよ。

まとめ|見た目と機能、両面から整える矯正治療

食べづらさや噛みづらさは、単なる生活の不便さにつながるだけでなく、毎日の食事の質にも関わる大切な問題です。
栄養摂取の効率も落ちますし、食事という人生の大切なひとときの楽しみも半減してしまいます。
矯正治療を通じて歯並びと噛み合わせを整えることで、見た目が改善されるのと同時に、食べやすさも大きく変わる可能性があります。
札幌キュア矯正歯科では、患者様の「食べたい」「噛みたい」という想いを大切にしながら、機能的で美しい歯並びを目指した治療を進めていきます。
審美面と機能面の両立は、矯正治療だからこそ実現できることです。
日常で食べづらさや噛みづらさが気になるという方は一度、矯正歯科でのカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
札幌キュア矯正歯科では随時カウンセリング予約受付中です。ご予約はホームページから承っております。
皆さんのお越しをお待ちしております。

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