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ブログ

投稿日:2023.7.28

出っ歯はほうれい線ができやすい?

札幌キュア矯正歯科です。
当院のブログを見つけてくださりありがとうございます!
口の周りに伸びている「ほうれい線」は、年齢を重ねると共に顔の印象が老けて見えてしまうことから、
多くの方が悩まされている問題です。
出っ歯が原因で、その溝がより目立つことをご存知でしょうか。
出っ歯の影響でほうれい線がどのように変化するのか、またその改善方法について詳しく解説します。

出っ歯とは?

札幌 歯列矯正

出っ歯とは、上の前歯が下の前歯よりも過剰に前に出ている状態を指します。
医学的には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」とも呼ばれます。
この歯並びの問題は、遺伝的要因や生活習慣や癖(指しゃぶりや舌の癖など)によって引き起こされることが多いです。
見た目の突出感だけでなく、口を閉じにくくしたり、噛み合わせや発音にも問題を起こすことがあります。
さらに、出っ歯が原因で口元が前に出ることで、ほうれい線が濃くなることがあります。

出っ歯でほうれい線ができやすい3つの理由

出っ歯が原因でほうれい線ができやすい理由として、以下の3つが挙げられます。

①口元の突出感

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出っ歯の影響で、口元全体が前に出てしまい、唇も通常より前方に押されてしまいます。
その結果、くっきりとほうれい線が強調されやすくなります。
さらに年齢を重ねると、皮膚の弾力性が低下し、ほうれい線が一層目立つようになります。

②口呼吸

札幌 歯列矯正

 

出っ歯の影響で、口を閉じる際に通常よりも強い力が必要となります。
その結果、口がぽかんと開きやすくなり、口呼吸になりやすい傾向があります。
口呼吸が続くと、口周りの筋肉が衰えやすくなるため、ほうれい線を際立たせる可能性があります。
さらに、口呼吸はドライマウスや口臭、口腔衛生の悪化、歯並びの悪化など、さまざまな悪影響を引き起こすリスクも高まります。

③噛み合わせの問題

出っ歯は、噛み合わせにもズレが生じることが多く、これによって口元の筋肉のバランスが崩れ、ほうれい線が濃くなることがあります。
上の歯が前に出ていることで、下の歯とうまく噛み合わず、一部の歯や顎に過度な負担がかかります。
これにより、顔の輪郭や顎が歪んでしまうこともあります。
さらに、口周りの筋肉が緊張しやすくなり、その結果、口元のシワが目立ちやすくなる可能性があります。

ほうれい線とは?ほうれい線ができる原因

ほうれい線とは、鼻の横から口角の端までのラインにできる大きな溝のことです。
特に顔のたるみに影響を受けやすく、笑った時に、より目立つ特徴があります。
ほうれい線ができる原因は状況によってさまざまです。具体的には、以下のようなものがあります。

①加齢による影響

年齢を重ねると、肌のハリや弾力を支えているコラーゲンやエラスチンなどの成分が減少し、
皮膚がたるみ、ほうれい線の溝が目立つようになります。
スキンケア、エイジングケアと併せて健康的な生活習慣を意識することが大切です。

②肌の乾燥

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肌が乾燥して皮膚の中の水分が不足すると、口元のほうれい線が際立つことがあります。
乾燥肌を放置しておくと20代でもシワが目立つことがあります。

③表情筋の衰え・使い過ぎ

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表情筋は使わない状態が続いたり、口呼吸や加齢などの影響で衰えてしまいます。
出っ歯の場合、自然と口が開きがちになり、口呼吸が増えることで、口周りの筋肉が衰える原因となることがあります。
また、逆に表情筋を過度に使い過ぎても肌に負荷がかかり過ぎて、かえって溝が濃くなることもあるため、
トレーニングのしすぎにも気をつける必要があります。

④生活習慣

姿勢の悪さや喫煙、乱れた食生活、ストレスなどの生活習慣が、ほうれい線の要因になることがあります。
特に、猫背や前かがみの姿勢が続くと、顔が下向きになり、たるみが生じてほうれい線が濃くなりやすくなります。
肌の乾燥を防ぐためには、喫煙を控え、バランスの取れた食生活を心がけることが重要です。

ほうれい線が濃くなるデメリット

ほうれい線が濃くなると、以下のようなデメリットがあります。

1. 老けて見える

顔のほうれい線が濃く目立ってくると、若々しさが損なわれ、実際の年齢よりも老けている印象を与えることがあります。

2. 疲れた印象

深いほうれい線は、疲労やストレスが溜まっているように見え、健康や活力が低下している印象を与えることがあります。

3. シワが強調される

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ほうれい線が深くなると、顔のたるみや他のシワも強調されてしまうことがあります。
これにより、肌全体の質感が悪く見えてしまうことがあります。

出っ歯の改善方法

①ワイヤー矯正

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ワイヤー矯正は、歯にブラケットを歯に装着し、ワイヤーで引っ張り歯を動かす矯正方法です。
多くの症例に対応でき、高い効果が期待できます。
出っ歯を矯正する際にスペースが足りない場合、抜歯が必要になることがあります。
抜歯を伴う治療では、ワイヤーの引っ張る力はとても有効です。
ワイヤー矯正には、表側矯正、裏側矯正(舌側矯正)、ハーフリンガル矯正などの種類があります。
中でも裏側矯正(舌側矯正)は、歯の裏側に装置を取り付けることで、歯を内側に引っ張る力が効率的に働くことや、
装置が目立ちにくいため出っ歯を効率的に治療することができます。

②マウスピース型矯正

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マウスピース型矯正は、透明なプラスチック素材のマウスピースを使用して歯を徐々に動かす方法です。
装着していても目立たず、取り外しも可能なため、食事や、歯磨きも矯正前と変わらず行うことができます。
マウスピース型矯正は、歯の位置をずらしていくように設計されたカスタムメイドのマウスピースを
1〜2週間に1回のペースで交換を進めていくことで、少しずつ理想の歯並びに整えます。
適応できる症状は軽度から中等度の症例に向いているため、重度の症状には適応できません。
また、基本的に患者様自身にマウスピースの交換を進めていただくため、通院頻度が少なく、
ライフスタイルに合わせて使用することができます。
そのため、治療をスムーズに進めていくためには、患者様自身のマウスピースの使用時間や使用方法を守ることが求められます。

矯正治療でほうれい線を消すことはできる?

札幌 歯列矯正

出っ歯を矯正し、歯並びを改善することで、ほうれい線を薄くする効果が期待できます。
ただし、矯正治療だけでこのシワを完全に消すことは難しいです。
矯正治療によって歯並びや噛み合わせの問題が改善され、歯が正しい位置に戻ることで、
唇や頬の位置が自然になり、顔全体のバランスが整います。
これによって、口元のほうれい線が目立ちにくくなる場合があります。
ただし、加齢によって減少した肌の弾力や、ハリの改善には直接的な影響はありません。
より効果的な改善を目指すためには、健康的な生活習慣を維持し、スキンケアや、エイジングケアを併せて行うことも大切です。
また、矯正治療が完了した後も、保定期間をしっかり守ることが重要です。

最後に

出っ歯はほうれい線を深くする要因の一つですが、他にもさまざまな原因があります。
矯正治療は歯並びや噛み合わせを改善し、ほうれい線を薄くする効果が期待できますが、完全に消失させることは難しいです。
ほうれい線の予防には、日常的な保湿ケアや健康的な生活習慣の維持が重要です。
また、出っ歯は噛み合わせの機能的な面でも悪影響を与える可能性があり、全身の健康を考慮しても、
出っ歯の改善には多くのメリットがあります。
当院では、患者様一人ひとりに最適な治療方法を提案し、治療後の仕上がりに満足いただけるよう努めております。
出っ歯にお悩みの方は、ぜひ当院のカウンセリングにお越しください。

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ご一読いただき、ありがとうございました。

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