投稿日:2023.3.6
歯並びが健康に影響を及ぼすって本当?
こんにちは^^札幌キュア矯正歯科です。
当院のブログを見つけてくださりありがとうございます♪
歯並びが悪いと見た目だけに注目してしまいますが、実は全身の健康にも関係しているのを
ご存じですか?歯並びが健康に与える影響は大きく、悪い状態のまま放置すると顎関節症や
頭痛・肩こりを引き起こす可能性があります。
そこで本日は、歯並びと健康の関係や治療方法などについてお話していきます。
目次
歯並びは体にも影響がある?放置する5つのリスク
歯並びの悪さは、見た目や印象が悪いという観点からコンプレックスだという方が
多くいらっしゃいます。
しかし、歯並びの悪さは見た目だけに影響があるわけではありません。
歯並びの悪さを放置してしまうとどんなことが起こるのでしょうか?
放置することによって将来的に起こり得る5つのリスクを紹介します。
➀虫歯や歯周病になりやすい
「歯並びが悪いことで歯磨きがしづらい」という方は多いのではないでしょうか?
たとえば、歯と歯の間に食べかすが挟まって、フロスや歯間ブラシを
使用しないと取れないなどです。
当院でも、このようなご相談をされる患者さまは多くいらっしゃいます。
磨き残しがあったり、汚れが溜まりやすい箇所ができると、そこに歯垢や歯石が形成されて
虫歯や歯周病の原因となってしまいます。
もちろん、セルフケアでしっかりと落とすことができれば虫歯や歯周病を予防することが可
能です。しかし、毎日丁寧にケアしても歯並びが悪い箇所は、磨き残しがどうしても発生し
てしまうものです。
②口臭の原因になる
歯並びが悪い方で多いのが「口呼吸」になってしまうことです。
「口呼吸」になることで口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。
この状態が続くと口臭がきつくなりやすいです。
口呼吸に関しての詳しい記事はこちらでも解説しています。
あわせて参考にしてください。→【口呼吸だと歯並びが悪くなりやすい?】
➂顎関節症を引き起こす
歯並びが悪いと噛み合わせにも影響が出ることが多くあります。
たとえば、噛み合わせがズレることによって顎関節にも負担がかかり
「顎関節症(がくかんせつしょう)」を引き起こす場合があります。
顎関節症の特徴は、口を開こうとすると顎関節や顎を動かす筋肉の痛み、
十分に口を開けられない、口の開閉で顎関節から音がするなどが挙げられます。
状態が悪化すると日常生活に支障をきたすことも。
悪い歯並びによって顎関節に違和感を覚えている場合は、
早めに歯列矯正を検討することをおすすめします。
④頭痛・肩こりを引き起こす
歯並びが悪いと噛み合わせも悪いという場合が多くあります。実は、噛み合わせがズレると
体全体のバランスも崩れてしまうことがあります。これは、お口周りの筋肉が頭や肩にまで
つながっているからです。
慢性的な肩こりや頭痛などを引き起こし、悪化してしまうとめまいや耳鳴りなどの症状が現
れることもあります。普段からこのような症状で悩んでおり、何をしても改善されないという方は
もしかすると歯並びの悪さが影響しているかもしれません。
⑤咀嚼機能が低下する
歯並びが悪いと前歯で物を噛み切れない、奥歯で物を噛むことができないなど、食べ物を噛
むときに必要な「咀嚼(そしゃく)機能」にも大きな影響が出ることがあります。
噛むことができないままだと顎の成長や脳の発育にも支障をきたしてしまいます。
また、食べ物を十分に噛まずに飲み込む習慣につながり、胃や腸に負担がかかってしまい消
化不良を引き起こしてしまうことも。
子供の頃に「よく噛んで食べなさい」と聞かされた方も多いのではないでしょうか。
この言葉は、健康維持のため習慣を身につけるためのものです。
歯並びを改善し、効率的な咀嚼ができるようにすることで全身の健康にもつなげられます。
歯並びを治す方法
悪くなった歯並びは自力で治すことができません。歯並びの改善を目指すには歯列矯正が必
要です。歯列矯正には大きく分けてワイヤー矯正とマウスピース矯正の2種類があります。
ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。
①ワイヤー矯正
「ブラケット」と呼ばれる装置を歯に直接つけ、そこにワイヤーを通して治療していきます。
出っ歯や受け口、深い噛み合わせなどさまざまな症例に対応しており、歯の動きを細かく
コントロールできる点がメリットです。
しかし、ワイヤー調整のために月1回の通院が必要であること、ブラケットが目立ちやすく
歯磨きがしにくくなることがデメリットとしてあげられます。
②マウスピース矯正
取り外しが可能な透明のマウスピースを1日22時間以上使用し、7日~10日に1度新しいものに交
換して歯を動かす矯正方法です。自分で治療を進めていただく治療方法になります。
目立ちにくく、取り外しが可能であるため食事や歯磨きがしやすいことがメリット。
また、3Dシミュレーションで治療計画が立てられ、矯正後の歯並びを予測できます。
ただし、1日20時間以上の装着が求められ、守らないと効果が得られない可能性があります。
自己管理が必要な矯正方法です。
矯正方法はどのように選択したらいい?
ここまで歯並びを治す方法について紹介しましたが、それぞれ治療内容や患者さんの生活ス
タイルによっても向き不向きがあります。
以下の点を参考に自分に合った方法を選択しましょう。
歯並びの状態を把握する
まず、自分の歯並びの問題点を把握することが重要です。軽度の歯並びの乱れならマウスピ
ース矯正でも十分な効果が期待できますが、重度の歯並びの乱れはワイヤー矯正の方が適し
ていることが多いです。
予算に合った矯正方法か
矯正治療は自由診療になるため、高額な費用がかかることが多いです。マウスピース矯正と
ワイヤー矯正とでは、使用する装置や材料、症例によって費用が異なることがあります。矯
正治療に必要な費用を捻出できるかどうか、事前に計画を立てることも重要です。
最後まで通院できるか
治療期間にも注目しましょう。通常、矯正治療は1年半~2年程度かかることがありますが
、軽度の歯並びの乱れは比較的短期間で完了することもあります。
また、前歯の歯並びを対象にした部分矯正か、噛み合わせを含む歯並び全体を対象にした全
体矯正によっても期間は大きく異なるため、最後まで通院できるかどうか計画を立てましょう。
自分の生活スタイルに合っているか
マウスピース矯正とワイヤー矯正では、装置の目立ちやすさ、食事制限の有無、通院頻度が
異なります。
矯正装置が目立つことに抵抗がない、定期的な通院が可能ならワイヤー矯正(表側矯正)が向
いています。ただし、硬いものが食べにくくなったりと食事制限があるため、その点は注意
が必要です。
一方で見た目を重視する仕事をしている方は、マウスピース矯正や裏側矯正が適しているか
もしれません。また、マウスピースは自分で調整するため、通院頻度はワイヤー矯正に比べ
て少なくなります。
当院のホームページには治療内容の説明もございますので、ぜひこちらもご覧ください。
→【札幌キュア矯正歯科】
最後に
歯並びは歯だけでなく、体全体へ与える影響も大きく、場合によっては健康にも悪影響を与えます。
歯並びを治す方法は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。歯科医師と十分に話し
合い、自分に合った方法を選択することが重要です。歯並びを改善して健康な体を目指しま
しょう。
当院では無料カウンセリングを実施しています。「頭痛や肩こりは歯並びが原因?」といっ
た相談にも丁寧にお答えしますので、お気軽にお越しください。
→【無料カウンセリングを予約する】
ご一読いただき、ありがとうございました^^