投稿日:2022.11.7
歯並びで口元が変わる?
札幌キュア矯正歯科です。
当院のブログを見つけてくださりありがとうございます!
本日は『歯並びで口元が変わる?』についてご紹介していきます。
目次
歯並びで口元が変わる?
歯並びを気にする方は少なくないと思います。歯並びというとつい歯にばかり注目しがちですが、
歯並びを整えるだけで「口元の印象も大きく変わる」ということをご存知ですか?
今回は、歯並びがどのように口元に影響しているのかや、歯並びを整える方法についてご説明いたします。
歯並びは口元にどのような影響を及ぼす?
お顔の中で、口元は意外にも大きく印象を左右するパーツです。「目の次に人の印象を決める」とも言われています。
では、歯並びがきれいな場合とそうでない場合では、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。具体的に例をあげていきます。
歯並びがきれいな場合
・第一印象が良くなる
・清潔感がある
・笑顔が素敵に見える
・育ちが良い印象を与える
歯並びに乱れがある場合
・口が閉じられないことがある
・口が尖ったり、膨らんでしまう
・上の顎よりも下の顎が前に出てしまう
・口元が気になり思い切り笑えなくなることもある
・だらしない印象を与えてしまう
・特にアメリカなど歯並びを重視する人にはマイナスイメージになる
こんな歯並びは口元を変えてしまう!
どのような歯並びが口元を変えてしまうのでしょうか。
ここでは口元の印象を大きく変えてしまう歯並びの特徴についてお話いたします。
・上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の歯が前に飛び出しているような状態を指します。
一般的には「出っ歯」と呼ばれることが多いです。
唇が押されてしまうため突き出てしまったり、口が閉じづらくポカンと開いている状態になってしまう傾向もあります。
・反対咬合(はんたいこうごう)
上下の歯を噛み合わせると、上の歯よりも下の歯が前に出てしまう噛み合わせです。
同時に下の顎が前方に出てしまうことも多く「受け口」や「しゃくれ」などと呼ばれたりもします。
原因としては骨格的なものや、習慣的な原因などが考えられます。それぞれに合った治療をすることが大切です。
・過蓋咬合(かがいこうごう)
噛み合わせが深く、上の歯が大きく被さっていて下の歯があまり見えない状態です。
この噛み合わせの場合、ガミースマイルと呼ばれる上の歯ぐきの部分が長く見えるようになってしまうこともあります。
・開咬(かいこう)
歯を噛み合わせた時に、上下の歯の間が噛み合わず隙間が空いてしまう状態です。
前歯で上手く噛めないため、奥歯への負担が大きくなってしまいます。
また、口が開きぎみになってしまうことも多いです。
・叢生(そうせい)
歯並びがガタガタしている、重なっているなど乱れている状態を指します。
いわゆる「八重歯」などもこちらに当てはまります。
外に出っ張った歯の部分の唇が持ち上げられ、膨らんだ形になりやすいでしょう。
見た目だけの問題ではない!歯並びが体に与える影響
歯並びというと、見た目が一番に気になることが多いと思います。
しかし歯並びの乱れは、見た目以外にも体に様々な影響を及ぼします。
ここでは6つの体への影響をあげていきます。
①虫歯や歯周病のリスクが高くなる
歯並びが乱れている部分は歯磨きがしにくいため、磨き残ししやすくなります。
その結果、虫歯や歯周病にもなりやすくなってしまいます。
②消化器官に負担がかかる
前歯と奥歯全体を使ってしっかり食べ物を噛み砕くことができずに飲み込むため、胃腸への負担が大きくなります。
③発音に影響する場合がある
空気が漏れてしまうことや、上手く発音できない音が生じたりすることがあります。
④頭痛、肩こりの原因になる
左右の歯で均等に噛むことができていないと、体のゆがみに繋がります。それにより体のバランスも乱れ、頭痛や肩こりが生じてしまうこともあります。
⑤顔のゆがみを引き起こす
噛み合わせの乱れによって、左右均等に噛めない状態になると、顎回りの筋肉のバランスが崩れてしまいます。
その結果、顔のゆがみが生じます。
⑥運動能力に影響する
力を入れるなど筋肉を使う時に、歯を食いしばることがあります。
歯並びや噛み合わせに乱れがあると、しっかりと食いしばることができないため、本来の運動能力を発揮できなくなってしまう可能性もあります。
歯並びが原因ではないと思われる症状でも、実は歯並びの乱れからきているということもあります。
特に頭痛や肩こりなどは、噛み合わせが原因となって生じることも少なくありませんので、
なかなか改善されないという場合には、一度歯並びの面からも考えてみるのも良いでしょう。
歯並びを整える方法
歯並びを良くする方法は、1つではありません。
それぞれに向き不向きや、メリット・デメリットがあるため、歯並びを改善したいとお考えの際は、
これらを押さえてから良く検討されることをおすすめいたします。
主な治療方法には次のようなものがあります。
①ワイヤー矯正
矯正用のブラケットと呼ばれる装置を歯に直接つけ、ワイヤーを通して歯を動かす方法です。
装置を外すことができないため、慣れるまでは話しづらかったり、口内炎ができやすかったり、食事がしづらくなったりします。
また、装置に食べ物が挟まりやすくなる上に、歯磨きもしにくくなります。
そのため虫歯リスクも高くなるので、矯正装置をつける前よりも念入りな歯磨きが必要です。
1か月に1回のペースで通院いただき、歯の動き具合のチェックや調整、歯科衛生士によるメンテナンスなどを行います。
②マウスピース矯正
透明なプラスチック素材のマウスピース装置を使って行う矯正の方法です。
ご自分で取り外しが可能なため、食事制限や歯磨きに影響がありません。
しかし決められた時間通り、毎日22時間以上装着しないと計画通りに歯が動きません。
著しくズレが生じてしまった場合には、やり直しになってしまうこともあります。
自分できちんと装着できるかどうか、という自己管理がとても重要になります。
ワイヤー矯正と比べると頻度は少なくなりますが、マウスピース矯正も決められたペースでの通院が必要です。
③セラミック治療
矯正治療のように歯を動かすのではなく、被せ物をすることで歯並びを整える方法です。被せ物で歯の大きさや形を改善し、バランスの取れた見た目にしていきます。
矯正治療と比べると期間は短くて済みますが、
被せものをするために歯を大きく削らなければならない、というデメリットもあります。
一度削った歯を元に戻すことはできないからです。
また、著しく歯並びや噛み合わせの乱れが大きい場合などは、被せ物では対応が難しいこともあります。
歯並びのお悩みは無料相談をご活用ください
今回は、歯並びが口元に与える影響や歯並びを整える方法についてお話しました。
歯並びのお悩みは人それぞれです。
何が原因なのか、どのような状態なのかにより患者さま一人一人に合った治療方法があります。
さらに「どのように改善したいのか」という患者さまのご希望もとても大切です。
札幌キュア矯正歯科では、無料カウンセリングを行っております。
お悩みやご希望を丁寧にお伺いした上で、患者さまに合った治療方法をご案内させていただきます。
もちろん無料カウンセリングを受けたからといって、必ず治療を始めなければいけないわけではありませんので、ご安心ください。
歯並びにお悩みのある方は、随時受付しておりますので、どうぞ気軽にお問い合わせください。
ご一読いただき、ありがとうございました。