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投稿日:2022.5.10

出っ歯だと顎が疲れる!?出っ歯を治す方法は?

札幌キュア矯正歯科です。当院のブログを見つけてくださりありがとうございます!
本日は「出っ歯だと顎が疲れる!?出っ歯を治す方法は?」についてご紹介していきます。

出っ歯だと顎が疲れる!?出っ歯を治す方法は?

出っ歯が気になって思い切り笑えなかったり、上手く口を閉じられずに歯が見えてしまうなどがあり、コンプレックスを抱えている方はいませんか?
出っ歯は見た目を大きく左右するものですが、実はそれだけはではなく「お口の機能」にも影響を及ぼします。
今回は出っ歯が引き起こす顎の疲れなどの影響や、その治療方法についてご説明します。

出っ歯(上顎前突)とは

札幌 歯列矯正

出っ歯​は「前歯や上の顎が前に突出している状態」のことで、専門的には​​「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれます。
見た目のコンプレックスが大きいことから、歯並びを整えたいとご相談にいらっしゃる方も少なくありません。

出っ歯が引き起こす悪影響

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出っ歯であることで、見た目以外にはどのような問題が生じるのでしょうか。
具体的には、次のような影響を及ぼします。

①上手く噛めないため顎が疲れやすくなる
上下の前歯がしっかり噛み合わないため、無意識に奥歯だけで噛もうとしてしまいます。
それが続くと、顎にも負担がかかり疲れを感じるようになります。

②歯垢が溜まりやすくなる
出っ歯など歯並びの乱れたところは、歯垢が溜まりやすく歯磨きもしにくくなります。
虫歯や歯周病のリスクも高くなるので注意が必要です。

③虫歯や歯周病、着色汚れの原因になる
上手く口が閉じられないため、お口の中が乾燥して虫歯菌や歯周病菌が停滞し、
虫歯や歯周病になりやすくなります。
またコーヒー・お茶などの着色成分が留まるため、着色汚れの原因にもなります。

③身体のバランスに影響する
正しく噛み合わせることができないため、慢性的な肩こりや頭痛などを引き起こしたり、
身体全体のバランスを崩してしまうことがあります。

④風邪を引きやすくなる
お口の中が乾燥するとお口の免疫力が低下し、細菌やウイルスに感染しやすくなります。

⑤胃腸に負担がかかる
食べ物をしっかり噛み砕いて飲み込むことができないため、
胃腸に負担がかかってしまいます。

⑥発音に影響することがある
上下の歯の間に隙間があると、空気が漏れてしまうため上手く発音できなかったり、
周りの人から聞き取りにくい発音になってしまうことがあります。
このように、出っ歯は見た目以外にも様々な影響を及ぼします。

きちんと歯磨きしているのに虫歯が出来やすいという方や、
慢性的な肩こり・頭痛に悩まされている方は、
もしかしたら歯並びが原因になっているかもしれません。

出っ歯になる原因

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出っ歯になってしまう原因には、遺伝的なものや後天的なものがあります。
ここでは、考えられる原因をいくつかあげていきます。
遺伝的なものを変えることは難しいですが、後天的なものであれば、
原因を知っていることで出っ歯を防げる可能性もあります。
ぜひチェックしてみてください。

①遺伝
遺伝的に顎の大きさに対して歯が大きい・上下の顎のバランスが悪い・前歯が前方に位置しているという場合には、
出っ歯になってしまう可能性が高いでしょう。
これらが原因の場合は、残念ながら事前に防ぐことは出来ません。
歯列矯正などをして整えることになります。

②口周りの癖がある
指しゃぶりや爪噛み、舌癖など習慣化した癖が原因で、出っ歯になることがあります。
特にお子さんにこのような癖が見られる場合は、早めに止められるように促してあげてください。

③口呼吸している
口で呼吸をしていると、唇に歯が押さえつけられなくなり、出っ歯になってしまうことがあります。
また、上の顎の成長や歯並びに影響を及ぼす可能性も大きくなります。
舌は上の顎にある「スポットポジション」と呼ばれる部分にあり、ここにあることで唇や頬の筋肉とのバランスを保つようになっていますが、
口呼吸をしていると舌が正常な位置よりも下がり、このバランスが崩れてしまうのです。

④姿勢が悪い
猫背など姿勢が悪い​​​​状態で食事をすると、前歯だけで噛んでしまいやすくなります。
この状態が続くと、舌を奥歯付近まで動かす筋肉の発達が悪くなり、出っ歯の原因になります。​​

⑤柔らかいものばかり食べている
柔らかい食べ物は奥歯でしっかりと噛まなくても飲み込めてしまうため、前歯を中心に使って噛む癖がつきやすくなります。
舌は食べ物をお口の中で動かしたり、喉の方に運ぶ役目もしていますが、
前側ばかり使っていると前方位(ぜんぽうい)といって前に出てきてしまうのです。
これが続くと、前歯を押してしまうため出っ歯になりやすくなります。

大人の出っ歯(上顎前突)は治療できます

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出っ歯(上顎前突)の矯正治療は、永久歯が生え揃う前でも生え揃った後でも可能です。
できればあごの成長が終わる前の中学生くらいまでに行うとスムーズですが、
もちろん大人になってから始めることもできます。

次に、大人の出っ歯の治療とはどのようなものなのかご説明します。

大人の出っ歯の治療方法

出っ歯を治療するためには、まず上の前歯を引っ込めるためのスペースの確保が必要です。
患者様のお口の状態によって「抜歯」しなければならないこともありますが、
場合によってはしなくても治療が可能なケースもあります。
それぞれ解説していきます。

①抜歯が必要なケース
大人の場合は既にあごの成長が終わってしまっているため、歯が並んでいるあごの大きさを変えることはできません。
そのため、歯を並べるスペースがより多く必要な場合はやむを得ず「抜歯」を選択せざるを得ないことがあります。

②抜歯せずに治療できるケース
上の前歯を引っ込めるために確保するスペースが比較的小さく済む場合には、歯を抜かずに治療ができる可能性があります。​​
「スライス」や「ディスキング」と呼ばれる、​​歯と歯の接する面を専用の器具で削って歯の形を整えることで、
スペースを確保する方法があるからです。

また歯の並びを大きく動かす場合には、裏側矯正という選択肢も考えた方がいい場合もあります。
いずれにしても、患者さま一人ひとりのお口の状態によって矯正治療の方法は異なりますので、
ぜひ一度ご相談いただけたらと思います。

当医院では目立たない矯正治療を専門的に扱っています

札幌 歯列矯正

出っ歯を治したいと思った時に「周りの人に矯正中であることを気がつかれたくない」と思われる方は少なくありません。
中には、矯正治療の装置をつけることに抵抗があり、
歯並びにコンプレックスがあってもなかなか治療に踏み出せないという方もいらっしゃいます。
当医院では、装置を目立たせずに矯正治療を行うことができる「裏側矯正(リンガル矯正)」と
「マウスピース型矯正」を専門的に扱っています。

特に「裏側矯正」は難しいとされておりますが、これらの矯正治療方法に特化することで、
症例を積み上げ、より良い治療を患者さまへ還元できるように努めています。

治療後の歯並びをシミュレーションでご覧いただけます

札幌 歯列矯正

札幌キュア矯正歯科はデジタル設備を導入しており、治療を行う前に「治療後の歯並びのシミュレーション」をご覧いただくことができます。
今気になっているところがどのようになるのかイメージがしやすいため、多くの患者さまに喜ばれています。
また「光学スキャニング」により従来のような歯の型取りを行う必要もありません。
嘔吐反射があり型取りが苦手な患者さまでも、ご負担を少なくしながら治療を進めることが可能です。

出っ歯などのお悩みは当院へご相談ください

札幌 歯列矯正

出っ歯をはじめとした歯並びのお悩みは、人それぞれです。
中には「治療が難しい」と言われてしまったご経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
私たちはどのような症例の患者さまにも、できる限りご希望に沿った治療を受けられるようにしたいと思っております。
無料カウンセリングも実施しておりますので、歯並びのことでお悩みがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
みなさまのご来院を心よりお待ちしております。

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