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投稿日:2022/07/23

矯正治療の痛みは〇〇で防げる!?

みなさんこんにちは^^札幌キュア矯正歯科です。
矯正治療を始める際には「矯正治療はどんな痛みがあるの?」
「矯正装置の痛みは防ぐことができる?」と事前に気になることがあるのではないでしょうか?
矯正治療は日々進化しており、矯正治療の痛みは様々な方法で改善できるようになってきています。
今回は、矯正中に起こりやすい痛みや、痛みの原因、痛みの予防や対処方法についてご説明します。

矯正治療の痛みの原因とは?

札幌 歯列矯正

当院で矯正中の痛みについて50名の方にアンケート調査を行いました。

矯正治療中に感じる痛みは主に3つのパターンがあります。

装置やワイヤーが頬や舌などに当たる痛み

お口の中に矯正装置が装着された直後は頬や舌が装置に当たって擦れてしまうことがあります。
悪化すると口内炎ができて痛みが長引いてしまうこともあります。
また、普段の生活の中で装置やワイヤーが緩んだり外れたりしてしまうこと
もあり、そのままにしておくと粘膜や舌に傷がつくトラブルが起こりやすい
ため、装置の不具合を感じる時には早めに歯科医院で見てもらう必要があります。

歯の移動に伴う痛み

矯正装置がお口の中に装着した直後は、歯を動かす移動に伴う痛みが起こることがあります。
歯を動かす時には、歯周組織に軽い炎症反応が起こっているため、痛みを感じる物質が
分泌されて、痛みを感じます。
痛みの感じ方には個人差があり、人によっては痛みがあまりない方もいらっしゃいます。
痛みは1週間程度で落ち着いてくることがほとんどですが、痛みが強い場合は
ワイヤー調整や応急的に投薬をすることで対処することができます。

 ワイヤーを調整した後食べる時の痛み

矯正治療を始めると、定期的にワイヤーの調整や交換をする必要があります。
調整後や交換してすぐは、歯に強い力が加わるため硬いものを噛むと痛みを
感じることがあります。
この場合も1週間程度で慣れてくることがほとんどですが、痛みを強く感じる
期間はできるだけ柔らかいものを食べるようにした方が良いでしょう。

裏側矯正の装置が舌に当たって痛い場合

当院のアンケートの結果では約3割の方は裏側矯正をしている場合に
「下顎の装置が舌に当たったこと」による痛みでした。
裏側矯正は内側に矯正装置を装着するため、食事や会話をする時に舌が装置に触れ
やすい配置になります。
歯列不正がある方は、舌が前に出たり、前歯を押すような舌癖がある方が多くいらっしゃいます。
舌癖があると自然に舌が装置に当たりやすくなるため、口内炎や傷がつくことには注意が必要です。
予防するためには、当たりやすい箇所に矯正用のワックスを付けて保護する方法や、舌癖がある方は
舌が出ないように、舌癖を意識的に改善することも大切です。

表側矯正で頬の粘膜に装置が当たって痛い場合

表側矯正で歯並びの凸凹が歯列のアーチから大きくはみ出ていると、装置やワイヤ
ーが頬の粘膜に当たって痛みが出る場合があります。
この場合にも、矯正用ワックスを使用して装置をカバーすることで痛みが出ないようにします。
歯並びが整ってくると、装置が当たりにくくなるため、痛みも出にくくなります。
また、表側矯正の場合は、スポーツをしている際や転倒してしまった時にも口の中
に傷がつきやすいため注意が必要です。

矯正用ワックスの使い方のポイント

矯正治療をする際に、矯正装置を装着する時には事前に矯正用ワックスをお渡ししています。
当たって痛みがある時は矯正用ワックスを使用して痛みに対処することができます。

【STEP1】 ワックスを準備する

ワイヤーやブラケット装置が頬や舌に当たって痛い場合には、ワックスを手元に準備しておきます。
装置1つに対してワックスの量の目安は小豆1粒分程度です。
食べかすや歯垢などの汚れが着いていると、ワックスが付きにくくなります。
また、水分がついているとワックスが外れやすくなってしまいます。
歯ブラシでしっかり汚れを落とし、ティッシュやガーゼを使用して唾液を拭き取っ
てから貼り付けるように準備しましょう。

【STEP2】ワックスを装置に付ける

ワックスは鏡を見ながら正しい位置に貼り付けるようにしましょう。
保護したい部分にワックスを覆うように貼り付けます。
装置の凹凸にワックスをゆっくり指で押し込みます。少しワイヤーの部分もカバー
すると外れにくいです。
歯が少しずつ動き始めると、一番奥の装置の後ろからワイヤーが出てくることがあ
ります。ワイヤーが伸びて出てきた部分にワックスを貼り付けることも可能です。

ワイヤーが過剰に出てくる場合には、ワイヤーを切って対処した方が良いため、お
電話で伝えていただき、早めに受診するようにしましょう。

ワックスが外れて飲み込んでも体に害はありません。外れてしまった場合は新しく
付け直すようにしましょう。
矯正用ワックスの使い方は歯科医院でもお伝えしています。
わからないことやお困りのことがある場合はお気軽にスタッフへご相談ください。

その他矯正治療中の痛みの対処法

①痛み止めの服用

どうしても痛みが強い場合には、痛み止めを使用することも1つの方法です。
ただし、歯が動くためには軽い炎症反応が起こる必要があります。
痛み止めの鎮痛剤は炎症を鎮める効果があるため、矯正治療の歯の動きが悪くなることがあります。
応急的に使用することは可能ですが、長期的に使うことはおすすめしません。

②担当医に相談する

数日経過しても痛みが改善しない場合には、我慢をせずに担当医に相談するようにしましょう。
ワイヤーの強さをゆるめて、歯にかかる力を弱めることができます。
ワイヤー矯正は、ワイヤーを太いものから細いものに変えると歯にかかる力が弱く
なり、痛みが出にくくなります。
ただし、歯の動きは遅くなるため、治療の進行が長引くことがあります。
担当医としっかり相談して、納得がいく対処を決めていくようにしましょう。

③柔らかいものを食べる

矯正装置を装着した直後や、ワイヤーを交換したり、ワイヤーを締める調整をした
時に、硬い食べ物を噛むと痛みを感じることがあります。
痛みの感じ方には個人差がありますが、1週間程度で落ち着くことが多いです。
痛みが出やすい食べ物は、キャベツやリンゴ、肉厚のお肉などです。
装置を着けたばかりの時には、このような痛みが出やすい食べ物を避け、うどんや
おかゆ、グラタンなどの柔らかい食事を摂ることがおすすめです。
ただし、柔らかいものでもくっつきやすいお餅やガムは、装置が外れてしまう原因
になるため控えるようにしましょう。
また、硬すぎる食べ物は装置が壊れたり外れる原因になりますのでこちらも避けましょう。

最後に

矯正治療をスタートして、慣れるまでは様々な理由でお口の中に痛みが起こることがあります。
痛みの感じ方は人それぞれ違うため、痛みが辛いと感じる場合は、無理をぜずに担
当医に相談するようにしましょう。
装置やワイヤーが当たって痛い場合は、矯正用ワックスを使うことで、装置が当た
る箇所の痛みを軽減することや、口内炎の予防ができます。
今回ご紹介したワックスの使い方のポイントをぜひ参考にしてみてください。
矯正治療中の痛みは、歯がしっかり動いている証拠でもあります。

歯の移動に関する痛みは、経過によって落ち着いてくることがほとんどなので、
過度に心配せずに、歯科医師と相談しながら矯正治療をスムーズに進められるようにしましょう。

歯列矯正を検討されている方は、無料カウンセリングもございます。お気軽にご相談ください。

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