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ブログ

投稿日:2023.3.31

歯並びが悪いと食事中にクチャクチャ音がする!?

札幌キュア矯正歯科です。当院のブログを見つけてくださりありがとうございます。
いきなりですが、皆さんは「クチャラー」という言葉を知っていますか?
クチャラーとは、食事の時にクチャクチャと音を立てて食べる人のことを言います。
本人は気がついておらず、普通に食事をしているつもりでいることも少なくありません。
しかし、クチャクチャ食べは一緒に食事をしている方に不快な思いをさせてしまうことも多く、マナー面でも決して良いとは言えません。
今回は、クチャクチャと咀嚼音が立ってしまう原因や、歯並びとの関係についてお話していきます。

クチャクチャするのはなぜ?咀嚼音が鳴る原因とは

なぜ食べる時にクチャクチャと音がしてしまうのでしょうか。
ここでは、その原因として考えられる5つをご紹介していきます。当てはまるものがないかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。
札幌 歯列矯正

①噛み合わせが良くない

前歯が前に出ている「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼ばれる「出っ歯」や、下の顎が前に出ている「反対咬合(はんたいこうごう)」いわゆる「受け口」の場合は、咀嚼音が出てしまいやすい傾向があります。
なぜかというと、噛み合わせが悪くきちんと唇を閉じられなかったり、噛みやすい場所に歯をずらして噛もうとする時に口が開きやすくなるためです。
もちろん出っ歯や受け口でも音を立てずに食べることのできる方もいらっしゃいますが、無意識のうちにお口が開いてしまいやすいということを念頭に置いておきましょう。
咀嚼音 札幌 歯列矯正 

②舌の筋力が弱い

舌は食事の際に大きな働きをしてくれています。お口の中に食べ物が入ると、私達は舌を使って前後左右や上下に食べ物を移動させながら押し潰したりして飲み込みます。
舌の筋力が低下していると、この時に音が出やすくなるばかりか、喉の奥の方に上手く食べ物を運ぶことができません。
また食べ物の味や温度を感じにくくなったり、飲み込みづらくなったりするため、誤嚥の危険性も高くなってしまいます。
誤嚥とは
喉には食べ物を胃に運ぶ「食道」と空気を肺に運ぶ「気管」があります。通常食べ物を飲み込む時には、気管の入り口が閉じて食道に送られる仕組みになっています。
しかしお口を開いた状態で食べ物を飲み込むと、気管の入り口が上手く閉まらないため気管に食べ物が入ってしまうことがあるのです。これが「誤嚥」と呼ばれるもので、日本人の死亡率にもあげられている「誤嚥性肺炎」を引き起こす可能性もあります。
今現在クチャクチャと音を立てずに食べられていたとしても、加齢によってお口の周りの筋力は低下していきますので注意しておきたいところです。
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③お口の周りの筋肉が弱っている

お口の周りには色々な筋肉がありますが、唇を閉じる時に働く筋肉の1つに「口輪筋(こうりんきん)」というものがあります。
この口輪筋の力が弱いと食事中にしっかりと口を閉じることができず、口を開いたまま食べがちです。そのため音が鳴りやすくなります。
さらに食べ物がお口の外に出てしまいやすいため、食べこぼしの原因にもなります。
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④口呼吸をしている

鼻で呼吸ができる方の中には、クチャクチャと音を立てて食べる人はあまりいません。
しかし口呼吸をしているとお口で息をすることができないため、酸素を取り込もうとして自然とお口が開いてしまいます。
これは食事中も同様で、呼吸をするためにお口を開けているため、どうしても音が出る食べ方になってしまうのです。
とはいえ口呼吸が原因の場合は、口呼吸を治すだけでクチャクチャ食べを治せるケースも多いでしょう。
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⑤食べ方や姿勢が悪い

食事中の食べ方や姿勢も、クチャクチャ食べに関係しています。
一度にお口いっぱいに食べ物を入れてしまったり、お口を開けて噛む癖のある方は要注意です。
また食事中に顎を前に出して顔が上向きになっている人も、クチャクチャ音が出てしまっている可能性があります。
このような姿勢では呼吸がしづらく、また飲み込みにくいためお口を開きがちになってしまうからです。
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クチャラーは嫌われる!?

クチャクチャ食べに良い印象のない人はたくさんいらっしゃると思いますが、一体どのくらいの人が不快に感じているのでしょうか。
マイナビニュースが行ったアンケートによると、なんと約77%もの人がクチャラーのことを「嫌い」と回答したそうです。
一部の人は、クチャクチャ音がしていることに気づいていながらも特に気にとめていないといいます。
しかしクチャラー本人が自覚できていないことも多いそうなので、知らない間に一緒に食事をしている相手に嫌な思いをさせないよう十分に気をつけたいものですね。
参考:マイナビニュース「クチャラーの原因と直し方、くちゃくちゃ食べる咀嚼の改善方法を紹介」
https://news.mynavi.jp/article/20160923-manner/
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クチャクチャ音はどうしたら治せるの?

気になる食事の時のクチャクチャ音が気になっていても、どうしたら治せるのかわからずお悩みの方もいると思います。
食べる時の咀嚼音を治す方法は、いくつかあります。ここでは5つの方法をご紹介しますので、心当たりのある方は試してみてくださいね。
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①歯並びや噛み合わせを改善する

歯並びや噛み合わせが原因でお口を開いてしまうことが原因の場合には、矯正治療が効果的です。
歯や口元の問題を解決することによって、クチャクチャ音も改善される可能性があります。
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②舌の筋力を鍛える

舌には正しい位置というものがありますが、筋力が衰えるとその場所に保つことができません。
そこで「あいうべ体操」や舌のトレーニングなどで、舌を鍛えるようにしましょう。
筋力がつくことで舌が正しい位置におさまりやすくなり、咀嚼音の改善に繋がります。
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③口周りの筋肉を鍛える

お口をしっかり閉じる役割をしている口輪筋は、口笛や風船を膨らませるだけでも鍛えることができます。
口周りのトレーニングは、気になる口元のシワやたるみの予防にも効果が期待できます。
口周りの筋肉 札幌 歯列矯正

④口呼吸を改善する

口呼吸を改善するためには、まず何が原因なのかを知る必要があります。
口呼吸の原因にも色々ありますが、クチャクチャ食べに関係していると思われるのは主に「不正咬合(ふせいこうごう)」と「鼻づまり」の2つです。
不正咬合とは「出っ歯・受け口・叢生(そうせい)・開咬(かいこう)」など歯並びや噛み合わせが悪い状態をいいます。この場合は、矯正治療が効果的です。
またアレルギー性鼻炎の方など、鼻づまりがあって鼻呼吸ができないという場合は、耳鼻科を受診する必要もあるでしょう。
それぞれの原因に合ったアプローチをして改善していくことが大切です。
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⑤食べ方を見直す

つい一口の量が多くなってしまいがちな方や口を開けて食べる癖のある方は、この機会に食べ方を見直してみましょう。
癖を治すことで音を立てずに食べられるようになるかもしれません。そして同時に、食べる時の姿勢も思い起こしてみてください。
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歯並びや噛み合わせが整うと食事をより楽しめるようになります

今回は、食べる時のクチャクチャ音と歯並びの関係、そして改善方法についてお話しました。
クチャラーになってしまう原因は様々ですが、そのせいで周りの方に嫌な思いをさせてしまったり、マナーが悪い人だと思われてしまったらとても残念ですよね。
もし「クチャクチャ音が気になるけど、原因がよくわからない」「噛み合わせが悪いかもしれない」「口をしっかり閉じられていない気がする」と思う方がいらしたら、ぜひ一度ご相談ください。
矯正治療をすることで咀嚼音の改善が見込める場合には、メリット・デメリットを含めた治療方法について丁寧にお伝えいたします。
気になることがあれば何でもおっしゃってくださいね。
歯並びや噛み合わせが整いきちんと食べられるようになると、きっと今よりもっと食事を楽しめるようになるはずです。
ご一読いただき、ありがとうございました。