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ブログ

投稿日:2023.2.25

親知らずが歯並びを悪くする?

こんにちは。札幌キュア矯正歯科です。
当院のブログを見つけてくださりありがとうございます。

親知らずは、度々痛みや腫れなどのトラブルを引き起こすことがありますが、
人それぞれ生え方にも個人差があることから、歯並びにも悪影響を及ぼすことがあります。
今回は、「親知らずが歯並びを悪くする?」というテーマに焦点を当てて、親知らずのことや、歯並びへの影響についてお話しします。

 

親知らずってどんな歯?

札幌 歯列矯正

 

親知らずは、前歯から8番目の臼歯です。上下左右の永久歯の歯列の中で最も奥の位置に生える歯のことです。
歯科では「智歯」や「第三大臼歯」とも呼ばれています。
通常、永久歯は大体15歳前後で生え揃うと言われていますが、10代後半から20代前半にかけて生えてくることが一般的です。
それ以降でも生えてくる場合があります。

永久歯は28本あり、親知らずが4本全て生え揃うと全部で32本です。
親知らずが必ずしも4本生え揃うとは限らず、生まれつき無い場合や、片側だけに生える場合もあり、人によって異なります。

「親知らず」という名前は、その歯が親に知られずに生えてくることが由来であると言われています。
親知らずが生える際には、前方の歯や歯ぐきを圧迫したり、痛みや腫れが生じたりするため、このようなトラブルを引き起こす場合には抜歯を考慮する必要があります。
また、まっすぐ生えてくる場合でも、周辺の歯磨きが困難であったり、むし歯や歯周病のリスクが高くなる場合には抜歯が検討されることもあります。

親知らずの歯並びへの影響

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親知らずは遅れて生えてくるため、大人になって歯並びが悪化している方は、親知らずが原因になっている可能性があります。
歯並びへの影響については、下記のようなことが考えられます。

 

  1. 歯列の乱れ

親知らずが生える場所や方向によっては、周囲の歯に対して影響を与えることがあります。
親知らずが手前の歯を押すような方向に生える場合や、生えるスペースが不足している場合、
歯列全体のズレや、歪みを引き起こす可能性があります。

  1. 歯槽骨の影響

親知らずの生え方や圧迫によって、周囲の歯槽骨に影響が及ぶことがあります。
歯槽骨の吸収が起こることで、歯の移動や歯並びの変化が引き起こされる可能性があります。
また、前方の歯の歯槽骨にも影響が及ぶリスクがあります。

 

  1. 咬合の問題

親知らずが生える位置や角度によっては、不正咬合を引き起こすことがあります。
また、上下で噛み合っていない場合は、親知らずが伸びて歯ぐきを傷つける可能性があります。

 

親知らずを抜いた方が良いケース・抜かなくても良いケース

抜いたほうが良いケース

⑴虫歯や歯周病に罹患している場合

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親知らずは一番奥の位置にあるため、清掃性が悪くなりやすく、虫歯や歯周病になるリスクが高いです。
さらに、斜めに生えてきて半分が歯肉に埋まっている場合、歯ぐきの周りに歯周ポケットが形成されやすくなります。

また、親知らずが虫歯や歯周病になっていると、さらに口腔内環境が悪くなるため隣接する歯にも悪影響を及ぼす可能性もあります。
位置的に適切な治療を行うことが難しい場合も多く、治療を行う際に患者様に負担がかかることもあります。
治療後のお手入れも難しいことがあるため、必要に応じて抜歯することが適切な選択肢になる場合があります。

⑵歯を押している場合

親知らずの生え方が前の歯を押したり圧迫したりすると、歯並びが悪化するリスクがあります。
このような状況は、矯正治療の妨げになることや、矯正治療後に、歯並びが後戻りを起こす原因にもなり得ます。
そのため、親知らずが歯並びに支障をきたす恐れがある場合は、親知らずを抜歯することをおすすめします。

⑶噛み合わせが悪化する場合

親知らずの影響で全体のバランスが崩れ、噛み合わせが悪化することがあります。
噛み合わせが悪いと、歯の破損や摩耗、顎関節症、頭痛などの問題が起こる可能性があります。
また、咀嚼機能や会話に支障が生じることもあります。
噛み合わせが悪化する原因になっている場合には、親知らずを抜いた方が良いと判断されることがあります。

抜かなくても良いケース

⑴正常に機能している

正しい向きできれいに生えており、機能的に問題がない場合には抜かなくても良い場合が多いです。

⑵歯磨きが問題なくできている

親知らず周辺の口内ケアが適切で、清潔な状態を保つことができれば、虫歯や歯周病の予防が可能です。
適切なケアが可能である場合は抜歯の必要性がないと判断されることがあります。

⑶完全に埋まっていて特に影響がない場合

親知らずが完全に埋まっている場合に、手前の歯を圧迫せず、トラブルや悪影響がない場合には抜歯の必要はないと判断される場合があります。
※症状がある際には、自己判断せずに歯科医師に相談しましょう。

親知らずを抜いた後の歯並びの改善方法

親知らずの抜歯後に歯並びを整える方法は、矯正治療を受けることが効果的です。
矯正治療を受けることで、よりきれいな歯並びに整えることが可能です。

ワイヤー矯正(マルチブラケット法)

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①表側矯正:歯の表側に矯正装置(ブラケット)を装着し、ワイヤーで歯列を整える一般的な方法です。
②裏側矯正:歯の裏側に矯正装置(ブラケット)を装着するワイヤー矯正です。

見た目の審美性を損なわない点が裏側矯正の特徴です。

マウスピース矯正

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透明なプラスチックの装置(マウスピース)を装着して歯列を改善します。
透明で目立ちにくい利点もありますが、取り外しができるため、清掃性が良いという特徴があります。

親知らずはいつ抜歯するべき?

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親知らずを抜歯するかどうかの判断は、親知らずの状態によって異なります。
歯科医院で定期検診を受けることや、虫歯や歯周病の予防をする中で、親知らずの状態を早めに確認できると良いでしょう。

親知らずは、腫れたり、引いたりを繰り返すこともあり、1度トラブルを起こしている場合には、再び問題が起こる可能性が高くなります。
また、親知らずの腫れが強いと、炎症が引かないうちはすぐに抜けない場合もあるため、
できるだけ親知らず自体や周りの歯にトラブルを起こす前の段階で、抜歯するべきか判断できることが望ましいでしょう。

矯正治療を考えている場合には、親知らずを残したまま矯正治療を進めることも可能ですが、
虫歯や歯周病の進行によっては、歯並びや噛み合わせに変化が生じ、矯正治療の妨げになることがあります。

治療後の後戻りを引き起こすこともあるため、親知らずを抜くことで矯正治療がスムーズに進む場合もあります。

親知らずは様々なトラブルの原因になることも

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親知らずが起こすトラブルは、歯並びの悪化の他にも以下のようなことが挙げられます。

 

  1. 智歯周囲炎

智歯周囲炎(ちししゅういえん)は、親知らずの周囲に生じる炎症のことです。
親知らずが生え揃う頃に起こりやすく、生え方や周囲の歯ぐきの状態によって異なる症状が現れます。
一般的に、親知らずの周囲の歯ぐきが赤く腫れることや、膿が溜まり痛みが生じることがあります。
また、口臭などの症状が現れることもあります。

 

  1. 虫歯や歯周病のリスク

親知らず周辺は食べかすや歯垢、歯石などがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。また、周囲の歯にも虫歯や歯周病が生じる可能性があります。

  1. 口臭の悪化

親知らず周辺の歯ぐきや歯と歯の間に、汚れがたまりやすく、歯磨きが届きにくいため、
長い間古い汚れが口の中に残ったままになり、これが口臭の原因になることがあります。
また、炎症が強い場合や膿が溜まっている場合にも口臭が強くなる傾向があります。

まとめ

札幌 歯列矯正

親知らずは、人によってそれぞれ状態が違うため、歯並びに悪影響を及ぼすリスクがあれば適切な時期に抜歯を考えることが大切です。
また、歯周病や虫歯、口臭の悪化などのトラブルを起こすこともあるため、丁寧な歯磨きをする習慣や、
定期的な歯科検診、歯石除去などの予防処置を受けることが、親知らずのトラブルを未然に予防する鍵となります。

痛みなどの問題が生じた場合は、自己判断せずに歯科医院で相談し、適切な対処を受けるようにしましょう。

歯並びでお悩みの方や、矯正治療をご検討の方は、当院では無料カウンセリングを行っております。お気軽にご相談ください。

ご一読いただき、ありがとうございました。