投稿日:2023/05/08
歯列矯正で口内炎が!どうしたらいい?
札幌キュア矯正歯科です🐧
当院のブログを見つけてくださりありがとうございます!
本日は「裏側矯正で口内炎が出来たときの対処方法」などについてご紹介していきます📚
口内炎ができてしまった時には、「矯正用のワックス」で保護していただいたり、お薬を使用していただいて治すことができます◎
なぜ口内炎ができる?
歯列矯正を始めると、ワイヤー矯正であれば表側や裏側にブラケットやワイヤーなどの装置が付き、唇や口腔内の粘膜が矯正装置と接触することで口内炎ができることがあります。
マウスピース矯正であれば、マウスピースの淵が接触することで口内炎ができることがあり、特に食事中や会話中などは、触れている個所が擦れたりして痛みや出血などを伴うこともあります😖
歯列矯正中は口内炎ができやすい?
歯列矯正によってできる炎症の多くは「カタル性口内炎」と言います。
症状の特徴としては以下のようなものがございます。
- 粘膜の一部が赤く、腫れている
- 水ぶくれのように膨れている
- 腫れた部分が熱を帯びている
など、このような状態であれば「カタル性口内炎」の可能性が高いです。
歯列矯正では、ワイヤーやマウスピースなどのいわゆる”異物”が口腔内に入ります。異物が舌や唇の内側などに触れるたり擦れたりするため、何もしていない口腔内とは違い必然的に口内炎ができやすい状態になってしまいます。
特に歯列矯正を始めてすぐは、口腔内が矯正の装置に慣れておらず、口内炎ができやすい時期となってしまうのです😓
ですが、1か月、2か月と経てばお口の中も矯正装置があることに慣れ、粘膜なども強くなりますので、自然と口内炎は減っていきます🙌
矯正治療のせいではないものも?
矯正治療以外にも口内炎ができる原因は考えられます。
- 栄養不足・ビタミン不足
- 不衛生が原因
- ウイルスによる感染が原因
- アレルギーが原因
などが挙げられ、矯正治療中にできる口内炎が全て矯正治療によるものとは限らないのです😖
もちろん矯正治療期間は他の何もつけていない方に比べると口内炎ができやすい期間にはなりますので、バランスの良い食事を心がけ栄養の偏りをなくしたり、こまめに歯磨きやうがいを行い口腔内を清潔に保つなど、予防することも大切です🌷
口内炎ができてしまったら?
実際に口内炎ができてしまった場合にはどうしたらいいでしょうか?
矯正用ワックスを使用する
矯正装置によって口内炎ができやすい場合には、矯正装置と粘膜が触れる箇所に「ワックス」を使用することで、直接接触することを防ぐことができます。
そのため、口内炎が装置に触れて痛みを感じるときに使用していただいたり、口内炎ができやすい箇所にはあらかじめワックスを付けておくことで、口内炎を防ぐことができる場合もございます😊
とても便利な優れものなので是非利用してみてくださいね🥰
薬で治す
口内炎の薬は市販でも販売されているので、手に入りやすいかと思います!
スプレータイプであったり、塗り薬だったりと種類もさまざまですので、使いやすいものを選ばれると良いかもしれません😌
もし何をしても治らない場合には、歯科医に相談し装置の調整などを行ってもらいましょう。
最後に
矯正治療期間は口内トラブルが増えやすい傾向にありますので、できる限りの予防をし、できてしまった際の対策を知っておくことが大切です☺
口腔内が矯正装置に慣れてくると、自然と口内炎などの口内トラブルも減ってきます!
症状がひどい場合には歯科医に相談してみるのも良いでしょう🌷
ご一読、ありがとうございました🌸